紙銭の話(共通語)

概要

大昔、唐に二つの家があった。西の家は貧乏で、東の家は裕福だった。あの世に行くと立場が逆になった。東の婆さんは死んで、葬式の日に生き返ってジィーファー(かんざし)を取りに戻ってきたという。その婆さんが言うには、西の家の人は焼香のときにウチカビを焼いて先祖にあげているので、あの世で裕福だが、自分のところはそれがないので貧乏である。だから祀りのある時にはウチカビを沢山燃やしてくださいと言いに来た、と言うと、顔が崩れてまたあの世に戻っていった。以来、ウチカビを燃やすようになり、それが琉球まで伝わった。

再生時間:9:05

民話詳細DATA

レコード番号 47O340457
CD番号 47O34C032
決定題名 紙銭の話(共通語)
話者がつけた題名 後生貧乏ウチカビ由来
話者名 石川正松
話者名かな いしかわせいしょう
生年月日 18980511
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19760803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T17 A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく) ずっとむかしね
伝承事情
文字化資料
キーワード 唐,西の家,貧乏,東の家,裕福,あの世,ジィーファー,焼香,ウチカビ,先祖,祀り
梗概(こうがい) 大昔、唐に二つの家があった。西の家は貧乏で、東の家は裕福だった。あの世に行くと立場が逆になった。東の婆さんは死んで、葬式の日に生き返ってジィーファー(かんざし)を取りに戻ってきたという。その婆さんが言うには、西の家の人は焼香のときにウチカビを焼いて先祖にあげているので、あの世で裕福だが、自分のところはそれがないので貧乏である。だから祀りのある時にはウチカビを沢山燃やしてくださいと言いに来た、と言うと、顔が崩れてまたあの世に戻っていった。以来、ウチカビを燃やすようになり、それが琉球まで伝わった。
全体の記録時間数 9:28
物語の時間数 9:05
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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