
こっちに豊年祭のときに水の初あげする二中井戸と言う井戸(か ー)があるんですよね。この二中井戸(ふたなかかー)はちょっと深いんですよね。それで女が汲めないもんだから、豊年祭だけじゃなくて行事のときはですね、朝早く暗いうちに司の夫がバケツで水を汲んでこられてですね、お茶碗に入れて、「水の初」と言って御嶽(おたけ)にあげられたんですね。うちなんか家がずっと下の方ですからですね、天水(てんすい)、中水、塩水と言って水を使っていたんです。天水と言ったら雨水ですよね。昔は茅葺きですよね。私なんかの家には、天水を溜める甕が十個ぐらいありましたよ。雨水の天水は少し赤くなるんですよね。赤くなっているけども、すましておいてですね、お湯を沸かして使っておったんですよ。中水と言ったら、この今の二中井戸の水を言うんです。そしてうちの辺りの井戸は塩水でして、塩が入って辛くて飲めないんですよ。だから、この塩水は野菜の下洗いや洗濯とかそういうようなのだけ。それで、お茶なんかご飯なんか炊くときは、二中井戸(ふたなかかー)の中水を汲んできてですね、これを入れて炊いておくんですよ。
| レコード番号 | 47O340978 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C074 |
| 決定題名 | 二中井戸(共通語) |
| 話者がつけた題名 | フタナカカー |
| 話者名 | 石垣永益 |
| 話者名かな | いしがきえいえき |
| 生年月日 | 19191003 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字石垣 |
| 記録日 | 19980314 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市石垣 T28 A12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20,30,80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 豊年祭,水の初,二中井戸,ふたなかかー,行事,司,夫,御嶽,天水,中水,塩水,茅葺き,甕 |
| 梗概(こうがい) | こっちに豊年祭のときに水の初あげする二中井戸と言う井戸(か ー)があるんですよね。この二中井戸(ふたなかかー)はちょっと深いんですよね。それで女が汲めないもんだから、豊年祭だけじゃなくて行事のときはですね、朝早く暗いうちに司の夫がバケツで水を汲んでこられてですね、お茶碗に入れて、「水の初」と言って御嶽(おたけ)にあげられたんですね。うちなんか家がずっと下の方ですからですね、天水(てんすい)、中水、塩水と言って水を使っていたんです。天水と言ったら雨水ですよね。昔は茅葺きですよね。私なんかの家には、天水を溜める甕が十個ぐらいありましたよ。雨水の天水は少し赤くなるんですよね。赤くなっているけども、すましておいてですね、お湯を沸かして使っておったんですよ。中水と言ったら、この今の二中井戸の水を言うんです。そしてうちの辺りの井戸は塩水でして、塩が入って辛くて飲めないんですよ。だから、この塩水は野菜の下洗いや洗濯とかそういうようなのだけ。それで、お茶なんかご飯なんか炊くときは、二中井戸(ふたなかかー)の中水を汲んできてですね、これを入れて炊いておくんですよ。 |
| 全体の記録時間数 | 4:54 |
| 物語の時間数 | 4:48 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |