二中井戸(共通語)

概要

ソーソー真井戸(ま がー)て言うのは井戸のことなんだよ。この道から行ったらね、向こうの通りの真ん中に小さな道があって、そこの道のなかに井戸がある。これをソーソー真井戸(ま がー)と言ってるわけ。このソーソー真井戸(ま がー)がどうしてできたかと言うと、昼は人間が掘って夜は神が掘って、そしてとうとう立派な水が生まれたと言うような筋書きなんだよね。夜、神が掘ったって言うのは昼人間がある程度掘りますよね、休んで朝来てみたらちょっと深くなっているですよ。そしてそこからある朝、清水が生まれてきた。そういう神が掘った井戸はこの石垣字にだけあって他にはないわけさあね。それを歌ったのがソーソー真井戸(ま がー)ジラバって言う。だから、この宮鳥御嶽の行事の場合はね、必ずこのソーソー真井戸(ま がー)から水は汲んできてお茶をたいたりして、神様にあげるのは必ずそこの井戸の水を今日まで使っていた。それから司になった人が御願に入るときはその水を使って、外に出るときは立派な服装正して出ると言うような意味でね、このソーソーマ井戸はやはり八重山島の古井戸(ふるかー)の始まりと歌っていて、我々もそう信じているんです。昔はみんな降井戸(うりかー)って言ってね、山のなかに大体清水があるでしょ、それを下りて行って水を汲んで帰ってくる。ここら辺りはそういう降井戸(うりかー)がたくさんあったけどもほとんど埋められてしまってね、跡形がなくなってしまった。降井戸(うりかー)が今も残っているのは鳩間島だけなんですよ。

再生時間:4:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O340947
CD番号 47O34C072
決定題名 二中井戸(共通語)
話者がつけた題名 フタナカガー
話者名 石垣稔
話者名かな いしがきみのる
生年月日 19090105
性別
出身地 沖縄県石垣市字石垣
記録日 19970913
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市石垣 T27 A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,60
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ソーソー真井戸,昼,人間,掘って,夜,神,清水,石垣字,ソーソー真井戸ジラバ,宮鳥御嶽,司,御願,立派な服装,八重山島,古井戸,降井戸,うりかー,鳩間島
梗概(こうがい) ソーソー真井戸(ま がー)て言うのは井戸のことなんだよ。この道から行ったらね、向こうの通りの真ん中に小さな道があって、そこの道のなかに井戸がある。これをソーソー真井戸(ま がー)と言ってるわけ。このソーソー真井戸(ま がー)がどうしてできたかと言うと、昼は人間が掘って夜は神が掘って、そしてとうとう立派な水が生まれたと言うような筋書きなんだよね。夜、神が掘ったって言うのは昼人間がある程度掘りますよね、休んで朝来てみたらちょっと深くなっているですよ。そしてそこからある朝、清水が生まれてきた。そういう神が掘った井戸はこの石垣字にだけあって他にはないわけさあね。それを歌ったのがソーソー真井戸(ま がー)ジラバって言う。だから、この宮鳥御嶽の行事の場合はね、必ずこのソーソー真井戸(ま がー)から水は汲んできてお茶をたいたりして、神様にあげるのは必ずそこの井戸の水を今日まで使っていた。それから司になった人が御願に入るときはその水を使って、外に出るときは立派な服装正して出ると言うような意味でね、このソーソーマ井戸はやはり八重山島の古井戸(ふるかー)の始まりと歌っていて、我々もそう信じているんです。昔はみんな降井戸(うりかー)って言ってね、山のなかに大体清水があるでしょ、それを下りて行って水を汲んで帰ってくる。ここら辺りはそういう降井戸(うりかー)がたくさんあったけどもほとんど埋められてしまってね、跡形がなくなってしまった。降井戸(うりかー)が今も残っているのは鳩間島だけなんですよ。
全体の記録時間数 5:06
物語の時間数 4:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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