いちもつの悩み(共通語)

概要

これは昔、鳩間島(はとまじま)に島で一番きれいなお嬢さんが居られたそうです。この方に若い男の人が恋心を持ってね、自分の胸の内を明けようと会ったんですけど、なかなかいざとなったら言えないので大変苦しみましてね。それであきらめるにはなかなかあきらめきれずにとうとうですね、「自分は世を儚んでね、死のう。」と言うことになりましてね。祖先にお墓に行きましてね、「自分は、こうこうこういうふうに思っているけれども、この胸の内を打ち明けられない。どうか私がこういうふうに悩んでおるのは、私が逸物を持っているからなので、死のうかと悩んでおるので、どうか祖先から頂いたこの逸物をね、大事な鎌で切り落とそうと思っておるので、お許し下さい。」と言うことで、この逸物を鎌で切ってしましましてね、そして後ろの方に投げたそうです。そしたら墓の庭には大きな木があって、たまたまその木の上にとまって様子を見ておったのが烏だったそうです。その烏が見ておると、逸物がポンと投げられてきたので、サッとこう飛んで下りてきてね、この逸物をくわえてそしてどっかへ飛んでいった

再生時間:3:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O341096
CD番号 47O34C086
決定題名 いちもつの悩み(共通語)
話者がつけた題名 ウーパニシャー
話者名 宮里英詳
話者名かな みやざとえいしょう
生年月日 19240131
性別
出身地 沖縄県石垣市字石垣
記録日 19980815
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市石垣 T41 B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 15
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 石垣島の民話 P244
キーワード 鳩間島,一番きれいなお嬢さん,若い男の人,恋心,胸の内,あきらめる,儚んで,死,祖先,お墓,逸物,鎌,切り落とそう,烏
梗概(こうがい) これは昔、鳩間島(はとまじま)に島で一番きれいなお嬢さんが居られたそうです。この方に若い男の人が恋心を持ってね、自分の胸の内を明けようと会ったんですけど、なかなかいざとなったら言えないので大変苦しみましてね。それであきらめるにはなかなかあきらめきれずにとうとうですね、「自分は世を儚んでね、死のう。」と言うことになりましてね。祖先にお墓に行きましてね、「自分は、こうこうこういうふうに思っているけれども、この胸の内を打ち明けられない。どうか私がこういうふうに悩んでおるのは、私が逸物を持っているからなので、死のうかと悩んでおるので、どうか祖先から頂いたこの逸物をね、大事な鎌で切り落とそうと思っておるので、お許し下さい。」と言うことで、この逸物を鎌で切ってしましましてね、そして後ろの方に投げたそうです。そしたら墓の庭には大きな木があって、たまたまその木の上にとまって様子を見ておったのが烏だったそうです。その烏が見ておると、逸物がポンと投げられてきたので、サッとこう飛んで下りてきてね、この逸物をくわえてそしてどっかへ飛んでいった
全体の記録時間数 5:15
物語の時間数 3:43
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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