瀬底島の始祖伝説(共通語)

概要

昔々、これは瀬底島に人間がいて神様が天から餅を落とされておったので、それを食べてこうして暮らしていて、まだ着物を着けることを知らなかった裸世(はだかゆ)の時代の話です。ある日、若い男と女が海で遊んでおったところへ人魚が来て、その若い男女の方を見て笑ったというんですよ。この二人は人魚に対して、「なぜ、今自分達を見てそんなに笑うか。」と聞いたら、人魚はですね、「あんた達は、前を隠す知恵がない。」と言ったそうです。それで人間は恥を知るようになって葛の木の葉っぱで前を隠すようになったそうですね。しばらくするとこの二人は天から落ちてくる餅の食べたあまりを蓄えるようになったのでね、天の神様がそれを見てね、餅を落とさなくなったと。それからは、作物を育てる知恵も出てきて、ものを集めたりまた作ったりやるようになってですね、それで、今度は結婚をして、子供ができたから、今のような世の中になったと。

再生時間:7:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O341063
CD番号 47O34C082
決定題名 瀬底島の始祖伝説(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮里英詳
話者名かな みやざとえいしょう
生年月日 19240131
性別
出身地 沖縄県石垣市字石垣
記録日 19980516
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市石垣 T37 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく) むかし
伝承事情
文字化資料
キーワード 瀬底島,人間,神様,天,餅,裸世,はだかゆ,若い男と女,海,人魚,知恵,恥,蓄える,落とさなくなった
梗概(こうがい) 昔々、これは瀬底島に人間がいて神様が天から餅を落とされておったので、それを食べてこうして暮らしていて、まだ着物を着けることを知らなかった裸世(はだかゆ)の時代の話です。ある日、若い男と女が海で遊んでおったところへ人魚が来て、その若い男女の方を見て笑ったというんですよ。この二人は人魚に対して、「なぜ、今自分達を見てそんなに笑うか。」と聞いたら、人魚はですね、「あんた達は、前を隠す知恵がない。」と言ったそうです。それで人間は恥を知るようになって葛の木の葉っぱで前を隠すようになったそうですね。しばらくするとこの二人は天から落ちてくる餅の食べたあまりを蓄えるようになったのでね、天の神様がそれを見てね、餅を落とさなくなったと。それからは、作物を育てる知恵も出てきて、ものを集めたりまた作ったりやるようになってですね、それで、今度は結婚をして、子供ができたから、今のような世の中になったと。
全体の記録時間数 12:07
物語の時間数 7:48
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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