
赤蜂と長田大主の戦いのとき、長田大主は、「オヤケ赤蜂は非常に勢力が強いから、もう自分一人ではできない。」と言って首里王にねお願いしに行くわけですよね。長田大主は男は一人で、姉の真乙姥と妹の姑乙姥の三名兄妹だったんです。当時はもう飛行機もないで船で行くんですから、長女の真乙姥が、「無事に兄が行って無事にお役目を済まして来れますように。」と祈願したんですね。その祈願をしたのが真乙姥御嶽で、その前の道路の真ん中に井戸がありますよね。この井戸は石垣の村井戸と言って掘ったんだけれども、今では宇根屋の人が祈願している真乙姥を助けたので宇根屋の井戸と言われています。そこで真乙姥が祈願しているとき、村井戸に女連中が来て昔は水を汲むでしょ。その女連中が、「もし、無事長田大主が要求を達成して帰って来れた場合は、我々女連中でね、この井戸で使った綱でもいいから、綱を曳いてね喜びをしましょう。」と言っていたら、長田大主が役目を果たして無事帰ってきたから、それで必ず豊年祭には、男は絶対は入れないで女だけで綱を曳いているんです。今でも雄綱に雌綱を入れると、東から髭を生やした神様が台に乗って来て、西からは神様のお使い司が女の子二人両方に座らして、籠に入れた米の種物を授かるわけです。これを頂いてから分かれて綱引きが始まるんです。
| レコード番号 | 47O341049 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C080 |
| 決定題名 | 真乙姥御嶽(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 玉代勢長伝 |
| 話者名かな | たまよせちょうでん |
| 生年月日 | 19171028 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字石垣 |
| 記録日 | 19980907 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市石垣 T35 A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 八重山諸島民話集 P164 |
| キーワード | 長田大主,戦いオヤケ赤蜂,首里王,姉,真乙姥,妹,姑乙姥,三名兄妹,祈願,真乙姥御嶽,道路の真ん中,井戸,石垣,村井戸,宇根屋,綱,豊年祭,雄綱,雌綱,東,髭を生やした神様,西,神様のお使い,司,米の種物,授かる,綱引き |
| 梗概(こうがい) | 赤蜂と長田大主の戦いのとき、長田大主は、「オヤケ赤蜂は非常に勢力が強いから、もう自分一人ではできない。」と言って首里王にねお願いしに行くわけですよね。長田大主は男は一人で、姉の真乙姥と妹の姑乙姥の三名兄妹だったんです。当時はもう飛行機もないで船で行くんですから、長女の真乙姥が、「無事に兄が行って無事にお役目を済まして来れますように。」と祈願したんですね。その祈願をしたのが真乙姥御嶽で、その前の道路の真ん中に井戸がありますよね。この井戸は石垣の村井戸と言って掘ったんだけれども、今では宇根屋の人が祈願している真乙姥を助けたので宇根屋の井戸と言われています。そこで真乙姥が祈願しているとき、村井戸に女連中が来て昔は水を汲むでしょ。その女連中が、「もし、無事長田大主が要求を達成して帰って来れた場合は、我々女連中でね、この井戸で使った綱でもいいから、綱を曳いてね喜びをしましょう。」と言っていたら、長田大主が役目を果たして無事帰ってきたから、それで必ず豊年祭には、男は絶対は入れないで女だけで綱を曳いているんです。今でも雄綱に雌綱を入れると、東から髭を生やした神様が台に乗って来て、西からは神様のお使い司が女の子二人両方に座らして、籠に入れた米の種物を授かるわけです。これを頂いてから分かれて綱引きが始まるんです。 |
| 全体の記録時間数 | 5:46 |
| 物語の時間数 | 5:10 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |