野底マーペ(共通語)

概要

首里の王様は税金を取り立てていたからね、女は黙って布や織物を納め、男の方は何歳かになると年貢上納と言って、米や粟などの農産物をあげる。そのために八重山(や え やま)ではたくさん作らされた。黒島(くろしま)とか与那国(よ な ぐに)とか波照間(はてる ま)とかでは、首里王様の命令で、「お前たちの家はこの道から向こうだから、石垣に行け。西表(いりおもて)に行け。」と、近いうちこの二人は結婚だというふうに決まっておってもね、離してしまうんです。野底マーペという女は黒島から分けられて石垣島に来た。マーペは恋人がいる黒島には飛んで行こうとしても泳いでも行けない。とうとうマーペは向こうの山の上に登って黒島の方を見つめて泣いておったら、そのまま石になったと。今もそのマーペの石はあるんです。

再生時間:2:18

民話詳細DATA

レコード番号 47O341026
CD番号 47O34C078
決定題名 野底マーペ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 仲本正貴
話者名かな なかもとせいき
生年月日 19071208
性別
出身地 沖縄県石垣市字石垣
記録日 19980314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市石垣 T33 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里,王様,税金,女,布,織物,年貢上納,米,粟,農産物,八重山,黒島,与那国,波照間,命令,石垣,西表,結婚,野底マーペ,恋人,山,石
梗概(こうがい) 首里の王様は税金を取り立てていたからね、女は黙って布や織物を納め、男の方は何歳かになると年貢上納と言って、米や粟などの農産物をあげる。そのために八重山(や え やま)ではたくさん作らされた。黒島(くろしま)とか与那国(よ な ぐに)とか波照間(はてる ま)とかでは、首里王様の命令で、「お前たちの家はこの道から向こうだから、石垣に行け。西表(いりおもて)に行け。」と、近いうちこの二人は結婚だというふうに決まっておってもね、離してしまうんです。野底マーペという女は黒島から分けられて石垣島に来た。マーペは恋人がいる黒島には飛んで行こうとしても泳いでも行けない。とうとうマーペは向こうの山の上に登って黒島の方を見つめて泣いておったら、そのまま石になったと。今もそのマーペの石はあるんです。
全体の記録時間数 2:19
物語の時間数 2:18
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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