
竜宮の神様が病気をされて、それで、それの、君は何が一番好きかといったら、猿の肝が一番それが薬
味だ。ところが猿というのは山におって陸地におるんだから、どれが、どれを使ってもこれを捕る
ことが出来ない。だからこれは何も、亀を、両性のものを何、亀を使ってこれを、竜宮城へ持ってくるほか
仕方がない。」と言ってこの、亀と、蛸とそれから、〔烏賊ですか〕いやー、それを何とかしてそれで連れ
てくるようにと言ってあれで、自分の(聞き取り不能)何から知恵を貰って、行って、「あーそうか。」と
言って、それで、それを騙しにかかって、ちょうど丘の方に登っていったところが、猿は、柿木の上に登っ
て追って、下りてこない。「俺たちは竜宮城に連れに来たんだが一緒に行ってみないか。」と言ったら、「
あー、そうか、そりゃ行ってもいいよ。」と言って、それで下りてきて、一緒に、亀に乗せられて竜宮城へ
といって、この途中でもって、その、蛸のやろうが、「猿よ、お前はかわいそうなもんだな。お前は本当は
殺されに行くんだよ。」これを事実上を打ち明けていいよったところが、このもう猿のやろうは利口なもん
だから、「あー、そうか、それならばうちの肝は、桃の木の上にちゃんと掛けておいてきてるから、待っと
ってくれ、自分が行って取ってくるから。」言って、それで自分はこの桃の木に登って、それでまだ熟しな
い桃を沢山取って、亀に向かって、全部投げつけて、亀の甲叩いてやった。そのために亀の甲は割れて、そ
れから、「これは困ったことだ。」言って、「竜宮城に行っての、何は、返答はどうしたらいいか。」と。
したら、何が、そのアバサーが言うには、「これは、こうこうこうこうの理由でとうとうがきが現れて、と
うとう猿を連れてくることが出来なかった。」と。「あー、そうか。」どんなことか、それは蛸が何をなし
て一緒にこの道中でもって、その謀を猿に言いつけているから、脅迫してるんだからとうとう、こうこうい
う何が、あーそうか、それならばこの蛸を一つひどい目に合わしてやらなければいかん。蛸を臼の中に入れ
てこれをついた。それから、あれから出す骨がみんな飛び出て、飛び出て、出たもんだから、今度は、この
何は、アバサーは、新しい骨をこんなに出して捨てるのはもったいないと。自分が取ってそれで刺したほう
がいいと言って、芯針は、こうしてできたという。そういう話です。
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| レコード番号 | 47O160313 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C017 |
| 決定題名 | 猿の生き肝(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大浜英三 |
| 話者名かな | おおはまえいぞう |
| 生年月日 | 18891126 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 大川 |
| 記録日 | 19760803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T9 大川3 B-02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 幼い頃、祖母に聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 竜宮,猿の肝,亀,蛸 |
| 梗概(こうがい) | 竜宮の神様が病気をされて、それで、それの、君は何が一番好きかといったら、猿の肝が一番それが薬 味だ。ところが猿というのは山におって陸地におるんだから、どれが、どれを使ってもこれを捕る ことが出来ない。だからこれは何も、亀を、両性のものを何、亀を使ってこれを、竜宮城へ持ってくるほか 仕方がない。」と言ってこの、亀と、蛸とそれから、〔烏賊ですか〕いやー、それを何とかしてそれで連れ てくるようにと言ってあれで、自分の(聞き取り不能)何から知恵を貰って、行って、「あーそうか。」と 言って、それで、それを騙しにかかって、ちょうど丘の方に登っていったところが、猿は、柿木の上に登っ て追って、下りてこない。「俺たちは竜宮城に連れに来たんだが一緒に行ってみないか。」と言ったら、「 あー、そうか、そりゃ行ってもいいよ。」と言って、それで下りてきて、一緒に、亀に乗せられて竜宮城へ といって、この途中でもって、その、蛸のやろうが、「猿よ、お前はかわいそうなもんだな。お前は本当は 殺されに行くんだよ。」これを事実上を打ち明けていいよったところが、このもう猿のやろうは利口なもん だから、「あー、そうか、それならばうちの肝は、桃の木の上にちゃんと掛けておいてきてるから、待っと ってくれ、自分が行って取ってくるから。」言って、それで自分はこの桃の木に登って、それでまだ熟しな い桃を沢山取って、亀に向かって、全部投げつけて、亀の甲叩いてやった。そのために亀の甲は割れて、そ れから、「これは困ったことだ。」言って、「竜宮城に行っての、何は、返答はどうしたらいいか。」と。 したら、何が、そのアバサーが言うには、「これは、こうこうこうこうの理由でとうとうがきが現れて、と うとう猿を連れてくることが出来なかった。」と。「あー、そうか。」どんなことか、それは蛸が何をなし て一緒にこの道中でもって、その謀を猿に言いつけているから、脅迫してるんだからとうとう、こうこうい う何が、あーそうか、それならばこの蛸を一つひどい目に合わしてやらなければいかん。蛸を臼の中に入れ てこれをついた。それから、あれから出す骨がみんな飛び出て、飛び出て、出たもんだから、今度は、この 何は、アバサーは、新しい骨をこんなに出して捨てるのはもったいないと。自分が取ってそれで刺したほう がいいと言って、芯針は、こうしてできたという。そういう話です。 ・ |
| 全体の記録時間数 | 6:49 |
| 物語の時間数 | 5:55 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |