運定め話(共通語)

概要

昔、あるところに、とっても仲の良い夫婦がおりました。とっても贅沢で、贅沢な生活をしてまして、あるとき、奥さんが、麦ご飯を炊いて出したら、「こんな麦ご飯が食べられるか。」と言って、蹴飛ばして、お膳を蹴飛ばして、蹴飛ばしたもんですから、奥さんは、もう、「あー、この家(うち)におっては大変。」ということで、家出をしたそうです。そして、奥さんは一生懸命働いて、とても、いい家庭をもっておりました。あの男の人は貧しくなって、どうにもこうにもならないもんですから、籠を作って、それを売りに歩いたそうです。売って歩いたところ、ちょうどあの元の奥さんのところに出会って、出会ったもんですから、元の奥さんは麦ご飯を炊いて、「あんたひもじいでしょうから、これをお上がりなさい。」と言ってあげたら、おいしそうに食べたもんですから、あの奥さんは、「あんたは元は食べなかったけど、今はよく食べますね。」と言ったもんで、とっても恥ずかしくなって、そのままこっちで死んでしまったそうです。
それで、主人あの人埋めたとこ、埋めておいたところから、出てきた、草が、草じゃないんじゃない。しょ、生姜ね、生姜が、生姜がその人の埋めたところから出ましたもんですから、「これはもう恥ずかしがって死んだところから生えたもんだからハジガミと名前を付けよう。」と言って、その生姜の名前をハジガミと付けたそうです。

再生時間:1:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O160305
CD番号 47O16C017
決定題名 運定め話(共通語)
話者がつけた題名 妻の福分
話者名 前盛タマ
話者名かな まえもりたま
生年月日 19040826
性別
出身地
記録日 19760803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T9 大川3 A-13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 子どものころ、父や母に聞いた。
文字化資料
キーワード 夫婦,麦ごはん,籠
梗概(こうがい) 昔、あるところに、とっても仲の良い夫婦がおりました。とっても贅沢で、贅沢な生活をしてまして、あるとき、奥さんが、麦ご飯を炊いて出したら、「こんな麦ご飯が食べられるか。」と言って、蹴飛ばして、お膳を蹴飛ばして、蹴飛ばしたもんですから、奥さんは、もう、「あー、この家(うち)におっては大変。」ということで、家出をしたそうです。そして、奥さんは一生懸命働いて、とても、いい家庭をもっておりました。あの男の人は貧しくなって、どうにもこうにもならないもんですから、籠を作って、それを売りに歩いたそうです。売って歩いたところ、ちょうどあの元の奥さんのところに出会って、出会ったもんですから、元の奥さんは麦ご飯を炊いて、「あんたひもじいでしょうから、これをお上がりなさい。」と言ってあげたら、おいしそうに食べたもんですから、あの奥さんは、「あんたは元は食べなかったけど、今はよく食べますね。」と言ったもんで、とっても恥ずかしくなって、そのままこっちで死んでしまったそうです。 それで、主人あの人埋めたとこ、埋めておいたところから、出てきた、草が、草じゃないんじゃない。しょ、生姜ね、生姜が、生姜がその人の埋めたところから出ましたもんですから、「これはもう恥ずかしがって死んだところから生えたもんだからハジガミと名前を付けよう。」と言って、その生姜の名前をハジガミと付けたそうです。
全体の記録時間数 2:28
物語の時間数 1:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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