
蛇が,夜になると、綺麗な人間に化けて女を騙していた。女は不思議に思って隣の物分かる婆さんに聞いた。お婆さんは、「麻を綺麗に繋いで針に貫いておいて、その男が来たら丁髷に刺しておきなさい。」と言った。そして、その男の後をついて行ったらガマの中に入って行った。ガマの中からは声が聞こえてきた。「自分は今日、人に貫かれて来たが、自分は沢山子供を生ますようにしてあるから、もう大丈夫。」と。すると、他の声がして「いや人様はね、物事がよく分かるから三月三日にね、蓬のお餅を作って食べて、浜に下りてあの石に渡り、あの石に渡っておるときにみんな流してしてるからよ、何にも残らない。」とおっしゃったそうです。これは本当か嘘か分からないが、この話は、八重山にはあるさ。三月の祭りは女の祭りと言うさ。浜辺に必ず出なくちゃいかない。あの石に渡って、この石に渡ってね、みんなしたら自分は綺麗になるという話。
| レコード番号 | 47O160286 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C016 |
| 決定題名 | ハブ婿入り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大浜マツ |
| 話者名かな | おおはままつ |
| 生年月日 | 18880622 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 大川 |
| 記録日 | 19750805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T8 大川2 A-13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 登野城出身のおばあさんから聞いた |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 蛇,針,麻糸,ガマ |
| 梗概(こうがい) | 蛇が,夜になると、綺麗な人間に化けて女を騙していた。女は不思議に思って隣の物分かる婆さんに聞いた。お婆さんは、「麻を綺麗に繋いで針に貫いておいて、その男が来たら丁髷に刺しておきなさい。」と言った。そして、その男の後をついて行ったらガマの中に入って行った。ガマの中からは声が聞こえてきた。「自分は今日、人に貫かれて来たが、自分は沢山子供を生ますようにしてあるから、もう大丈夫。」と。すると、他の声がして「いや人様はね、物事がよく分かるから三月三日にね、蓬のお餅を作って食べて、浜に下りてあの石に渡り、あの石に渡っておるときにみんな流してしてるからよ、何にも残らない。」とおっしゃったそうです。これは本当か嘘か分からないが、この話は、八重山にはあるさ。三月の祭りは女の祭りと言うさ。浜辺に必ず出なくちゃいかない。あの石に渡って、この石に渡ってね、みんなしたら自分は綺麗になるという話。 |
| 全体の記録時間数 | 3:46 |
| 物語の時間数 | 2:06 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |