猿雑炊(共通語)

概要

 猿を持ってきて家に置き、自分は外に出て行った。その時、親に自分が外に行ってくる間に、この猿を殺してジューシー(雑炊)にしてね食べさせてと言うた。親はまた、「そう。」と言ってお米とってね、自分で杵でついておった。この猿は、自分はやがて殺されるねーと思って、「婆さんこのお米は自分がつくからよ。婆さんは、座りなさい。」と言うたら、婆さんはまた喜んで座ったわけさー。この猿はお米は出してずーっとこの杵でついたが、米をわざわざ出してさ、「婆さん、このお米は拾いない。」と言うたら、婆さんが、拾っていらっしゃるうちに、この臼を倒してよ、婆さんをつき潰してよ、ジューシー(雑炊)にしてあったわけさ。子供が帰って来てね、親のジューシーしてあるのを食べておったそうです。この猿は笑ってね。自分殺そうとしたから自分の親は殺されたでしょう。仕返しをしたと言って笑って逃げて行ったー、と言う話を、婆さんが聞かせてくれた。  

再生時間:2:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O160283
CD番号 47O16C016
決定題名 猿雑炊(共通語)
話者がつけた題名
話者名 大浜マツ
話者名かな おおはままつ
生年月日 18880622
性別
出身地 大川
記録日 19750805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T8 大川2 A-10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 登野城出身のおばあさんから聞いた
文字化資料 日本民話の会発行    特集 石垣島の民話 P149
キーワード 猿,雑炊,親
梗概(こうがい)  猿を持ってきて家に置き、自分は外に出て行った。その時、親に自分が外に行ってくる間に、この猿を殺してジューシー(雑炊)にしてね食べさせてと言うた。親はまた、「そう。」と言ってお米とってね、自分で杵でついておった。この猿は、自分はやがて殺されるねーと思って、「婆さんこのお米は自分がつくからよ。婆さんは、座りなさい。」と言うたら、婆さんはまた喜んで座ったわけさー。この猿はお米は出してずーっとこの杵でついたが、米をわざわざ出してさ、「婆さん、このお米は拾いない。」と言うたら、婆さんが、拾っていらっしゃるうちに、この臼を倒してよ、婆さんをつき潰してよ、ジューシー(雑炊)にしてあったわけさ。子供が帰って来てね、親のジューシーしてあるのを食べておったそうです。この猿は笑ってね。自分殺そうとしたから自分の親は殺されたでしょう。仕返しをしたと言って笑って逃げて行ったー、と言う話を、婆さんが聞かせてくれた。  
全体の記録時間数 3:05
物語の時間数 2:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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