
ヨーラサーという夜鳥がいる。この鳥は夜しか飛ばない。ヨーラサーは災いを招くので、ヨーラサーが鳴くと、災いを避けるために臼を三回叩くようになった。由来は、昔、本島から八重山にムヌンス(易者)が来た。八重山の人々がこのムヌンスのところに行くと、恐ろしいことやいろんな事を言うので、人々は驚いた。このムヌンスは世間を騒がすということで捕らえられて、ミーナーヤ(牢屋)に入れられた。ムヌンスは牢屋の中で苦しめられ、かわいそうなくらい衰弱した。牢屋を守っていた長間筑登之はムヌンスをかわいそうに思い、時々、食べ物を与えていた。ムヌンスは筑登之にとても感謝していた。そして遺言に「私が死んだら、私は火を吹く鳥になります。そしてヨーラサーが鳴いたら、あんたの家の臼を三回叩きなさい、そしてこのことを親戚や子孫に伝えなさい」と言って、死んでしまった。そしてムヌンスは鳥になり、火を吹き、牢屋は丸焼けになった。長間筑登之の家は、ヨーラサーが鳴いた時、臼を三回叩いたので助かった。それを四箇の人々が聞いて、ヨーラサーが鳴くと「ウリウリウリ、ヨーラサーがナキンドー、ウスウチヨー、ナーマヤーノーファーマードー」と言って臼を叩くようになった。
| レコード番号 | 47O340817 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C063 |
| 決定題名 | 夜鳥の教え(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 瀬名波初 |
| 話者名かな | せなははつ |
| 生年月日 | 19150705 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字登野城 |
| 記録日 | 19980312 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市登野城 T08 A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ヨーラサー,夜鳥,災いを招,臼,三回叩く,八重山,ムヌンス,易者,捕らえられて,ミーナーヤ,牢屋,衰弱した,長間筑登之,感謝,遺言,火を吹く鳥,親戚,子孫 |
| 梗概(こうがい) | ヨーラサーという夜鳥がいる。この鳥は夜しか飛ばない。ヨーラサーは災いを招くので、ヨーラサーが鳴くと、災いを避けるために臼を三回叩くようになった。由来は、昔、本島から八重山にムヌンス(易者)が来た。八重山の人々がこのムヌンスのところに行くと、恐ろしいことやいろんな事を言うので、人々は驚いた。このムヌンスは世間を騒がすということで捕らえられて、ミーナーヤ(牢屋)に入れられた。ムヌンスは牢屋の中で苦しめられ、かわいそうなくらい衰弱した。牢屋を守っていた長間筑登之はムヌンスをかわいそうに思い、時々、食べ物を与えていた。ムヌンスは筑登之にとても感謝していた。そして遺言に「私が死んだら、私は火を吹く鳥になります。そしてヨーラサーが鳴いたら、あんたの家の臼を三回叩きなさい、そしてこのことを親戚や子孫に伝えなさい」と言って、死んでしまった。そしてムヌンスは鳥になり、火を吹き、牢屋は丸焼けになった。長間筑登之の家は、ヨーラサーが鳴いた時、臼を三回叩いたので助かった。それを四箇の人々が聞いて、ヨーラサーが鳴くと「ウリウリウリ、ヨーラサーがナキンドー、ウスウチヨー、ナーマヤーノーファーマードー」と言って臼を叩くようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 10:52 |
| 物語の時間数 | 8:32 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |