クイツ石(共通語)

概要

昔よ、野底(のそこ)の女と伊野田(いのうだ)の方の男とが恋しているわけよね。恋している二人は会いたいから伊野田のちょっと先の方に行くとね、コンピラ坂てありますよ。その近くに昔金武(きんぶ)ていう牧場があって、金武岳(きんぶだけ)ってあるんですよね。そこのちょっと西南の山に行って、そこのところで二人とも会ってお話しましょうて言うわけです。その女と男が会う山の頂上に行くと、頂上に川があって、その川はちょうどこう蛇みたいにグルグルグルグル曲がってこうなってるから、ナナンガーラ(七曲川)と言うわけよ。そこにいつも二人で来てお話をしているわけよね。それでただ居るわけにいかんから、いつも話しながら、二人とも座っている石をね、小さな石でつついているわけよ。そのとき、女の方の開けた穴の方が、男よりかは大きかった。それだけ女のほうが思いが深いということ。そこは、今すぐには行かれんけどね、伊野田の北の方の山の上にありますよ。

再生時間:1:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O340773
CD番号 47O34C060
決定題名 クイツ石(共通語)
話者がつけた題名
話者名 慶田城安貞
話者名かな けだしろあんてい
生年月日 19170928
性別
出身地 沖縄県石垣市字登野城
記録日 19970913
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市登野城 T04 A10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 野底の女,伊野田の男,恋,コンピラ坂て,金武岳,ナナンガーラ,座っている石,つついている,開けた穴
梗概(こうがい) 昔よ、野底(のそこ)の女と伊野田(いのうだ)の方の男とが恋しているわけよね。恋している二人は会いたいから伊野田のちょっと先の方に行くとね、コンピラ坂てありますよ。その近くに昔金武(きんぶ)ていう牧場があって、金武岳(きんぶだけ)ってあるんですよね。そこのちょっと西南の山に行って、そこのところで二人とも会ってお話しましょうて言うわけです。その女と男が会う山の頂上に行くと、頂上に川があって、その川はちょうどこう蛇みたいにグルグルグルグル曲がってこうなってるから、ナナンガーラ(七曲川)と言うわけよ。そこにいつも二人で来てお話をしているわけよね。それでただ居るわけにいかんから、いつも話しながら、二人とも座っている石をね、小さな石でつついているわけよ。そのとき、女の方の開けた穴の方が、男よりかは大きかった。それだけ女のほうが思いが深いということ。そこは、今すぐには行かれんけどね、伊野田の北の方の山の上にありますよ。
全体の記録時間数 2:35
物語の時間数 1:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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