蛇婿入(方言)

概要

 三月三日の由来はね、あな、人間でない蛇であったけどね、人間に化けて、綺麗、女の家に毎日侍にな
って行ってこの人を妻にしたわけさね。妻にしたけど、ある隣のお婆ちゃんが、七、八十になっておるお婆
ちゃんが、「あんたの家に毎晩入ってくるものをこれ人と思っているか。」て問うたわけ。あの女に。「は
いこれは綺麗な侍ですよ。」といったらね、「侍じゃないから、この人のね、来るときに、あんたはこのブ
ーを、」毎日昔の人はおおうを生んだでしょ、この麻を繋いだでしょ、「これを生んで、自分で机にいっぱ
い生んで、裏かえしして、この、来る人のこの上等に結ったカンピューの、このカンピューとがいうさこれ
(聞き取り不能)これの上に刺してから通しなさいね。」っていったら、「これの髪のこっちに通して、ま
ずこれの通って行ってるところはどこなー、とたーだ、このブーのチビからこの追うて行きなさいよ。」と
この年寄りが聞かしたわけさね。したらこっちに刺してね、行かして、これのチビからたーだ、このブーの
行ってるところに行ったら、ガマの中に入ってるわけさ。ガマの中に、きえんそな、きえんそなみに入って
からね、これがね、「アガヤー、アガヤーうちは人自然にやられた。」と言って泣いたわけ蛇が。「人自然
にやられたって。」泣いたからあの蛇の親方がね、大将が、「言うたでしょうて、人の考え方は違うんだか
ら、人のどんな考えをするとは分からないから、言うたでしょ、あんた、こうしていけないよと言ったでし
ょ、で仕方があるあんたはもう寿命であったで、この大将が言うたからね、この人はまた自分は七名の子供
を腹の中に入れてあるから、七つの子供入れてあるからね、この子供が生まれるるから、この子供が生まれ
るから何もうちは死んでも心配ない。」てこの突かれてきた人は言うたけど、上の、また、自分に寄せてる
神様が上の、大変上の一番上の親分がね、「あんたがいくら七人の子供作ってあっても、腹の中に作ってあ
っても三月三日のクーバ、人人間の考えやノーチドスグデ分かるんでヨモギのファータカーニツルキ、アッ
クニイレツツむいてから作っといてね、これを、食べて、フーチバーの餅を食べて海に行ってこのくらい海
にが、(聞き取り不能)というのがこのこれこれがあの丸い石はあるからね、このズルクイタノズルクイ、
タノズルクイって、七つのズルクイが七人の子供全部これに行くときにこれに全部おりていくよ。」ってこ
れはまたあの(聞き取り不能)の親分が言うたからこの、この縄を捉まえて聞きに行った本人はね、あれま
で全部聞いて来てる。ヨモギのはーつついで、フーチ餅三月三日あるのは、これでがやったよっていうのは
婆ちゃんなんかに聞かした。これ行ってね、蛇の子供生んで、三月三日必ず海に下りれって言ってた。した
らね、これ行ってるうちにぞろぞろってみんな流れていったって。七つまで。
・  

再生時間:2:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O160210
CD番号 47O16C012
決定題名 蛇婿入(方言)
話者がつけた題名
話者名 新本栄
話者名かな あらもとさかえ
生年月日 18970314
性別
出身地 西表船浮
記録日 19760803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T04 登野城4 B-13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード
梗概(こうがい)  三月三日の由来はね、あな、人間でない蛇であったけどね、人間に化けて、綺麗、女の家に毎日侍にな って行ってこの人を妻にしたわけさね。妻にしたけど、ある隣のお婆ちゃんが、七、八十になっておるお婆 ちゃんが、「あんたの家に毎晩入ってくるものをこれ人と思っているか。」て問うたわけ。あの女に。「は いこれは綺麗な侍ですよ。」といったらね、「侍じゃないから、この人のね、来るときに、あんたはこのブ ーを、」毎日昔の人はおおうを生んだでしょ、この麻を繋いだでしょ、「これを生んで、自分で机にいっぱ い生んで、裏かえしして、この、来る人のこの上等に結ったカンピューの、このカンピューとがいうさこれ (聞き取り不能)これの上に刺してから通しなさいね。」っていったら、「これの髪のこっちに通して、ま ずこれの通って行ってるところはどこなー、とたーだ、このブーのチビからこの追うて行きなさいよ。」と この年寄りが聞かしたわけさね。したらこっちに刺してね、行かして、これのチビからたーだ、このブーの 行ってるところに行ったら、ガマの中に入ってるわけさ。ガマの中に、きえんそな、きえんそなみに入って からね、これがね、「アガヤー、アガヤーうちは人自然にやられた。」と言って泣いたわけ蛇が。「人自然 にやられたって。」泣いたからあの蛇の親方がね、大将が、「言うたでしょうて、人の考え方は違うんだか ら、人のどんな考えをするとは分からないから、言うたでしょ、あんた、こうしていけないよと言ったでし ょ、で仕方があるあんたはもう寿命であったで、この大将が言うたからね、この人はまた自分は七名の子供 を腹の中に入れてあるから、七つの子供入れてあるからね、この子供が生まれるるから、この子供が生まれ るから何もうちは死んでも心配ない。」てこの突かれてきた人は言うたけど、上の、また、自分に寄せてる 神様が上の、大変上の一番上の親分がね、「あんたがいくら七人の子供作ってあっても、腹の中に作ってあ っても三月三日のクーバ、人人間の考えやノーチドスグデ分かるんでヨモギのファータカーニツルキ、アッ クニイレツツむいてから作っといてね、これを、食べて、フーチバーの餅を食べて海に行ってこのくらい海 にが、(聞き取り不能)というのがこのこれこれがあの丸い石はあるからね、このズルクイタノズルクイ、 タノズルクイって、七つのズルクイが七人の子供全部これに行くときにこれに全部おりていくよ。」ってこ れはまたあの(聞き取り不能)の親分が言うたからこの、この縄を捉まえて聞きに行った本人はね、あれま で全部聞いて来てる。ヨモギのはーつついで、フーチ餅三月三日あるのは、これでがやったよっていうのは 婆ちゃんなんかに聞かした。これ行ってね、蛇の子供生んで、三月三日必ず海に下りれって言ってた。した らね、これ行ってるうちにぞろぞろってみんな流れていったって。七つまで。 ・  
全体の記録時間数 3:07
物語の時間数 2:40
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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