
沖縄でいうウナル神ウナル神と、八重山の言葉ではブナル神というその話をやってみましょう、昔八重
山の人とか沖縄の人は、今の中国ですね、あそこは昔唐といいましたんで、あそこの唐旅をやる、ときたに
は非常に時化(しけ)にあったり、暴風にあったりして非常に損害が多かったらしいんです。昔、自分の兄
さんがその唐旅をやることになったのでそのブナリ神というその女の人は自分の兄さんのために非常に無事
にあの旅ができますようにとお祈りしながらその毎日の仕事である機織を続けておったらしいんです。とこ
ろがある日のこと、その日は機織ながら、非常にまれにもその人が、「どうしてこの人は今日に限ってこん
な居眠りをするのか。」と思ってぽんと肩を叩いておいた。「なんであんなに居眠りをするか。」というこ
とでその人を起こしたらしい。そしたらその女の人は、「びっくりした。なんでこういうふうに私を起こし
たのか。実は、今は兄さんが自分の兄さんが、唐旅をやっておるんだけど大きな時化(しけ)ににあって非
常に苦しんでおるところだった。それを自分はそのお兄さんを助けようとしておったところなのに、こう起
こされてあっという間に自分は兄さんをくわえておったつもりだが、それを口を開けたために落としてしも
うた。兄さんの体の上に不幸があったんじゃないかな何かあったんじゃないいか。」と非常に心配して言う
たらしい、そしたら、それは本当に本当のことで夢ではなくして、現実にその兄さんが時化(しけ)にあっ
て非常に苦しんでおる所だったらしいです。そで、その女の人が言うたようにその兄さんは、時化(しけ)
の中でも何かのために自分は、救い出されて無事に命拾いして唐旅を無事に終えて家に帰ることができては
じめてその人が、女の人のウナイ神という人が助けたということを分かってそれからというものは、女の人
は、つまりウナイ神ということを非常にいうて沖縄ではウナイ神のことを、一つの伝説的に神様みたいにし
て非常に、この女の兄弟を崇める様になり、女の兄弟の言う事もよく聞くようになって今では、そういう話
が非常に薄らいできておるような気がします。
| レコード番号 | 47O160201 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C012 |
| 決定題名 | ウナイ神由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比屋根和喜 |
| 話者名かな | ひやねわき |
| 生年月日 | 19041025 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19760803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T04 登野城4 B-04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ウナル神,ブナル神,唐旅,暴風,兄さん,機織,居眠り |
| 梗概(こうがい) | 沖縄でいうウナル神ウナル神と、八重山の言葉ではブナル神というその話をやってみましょう、昔八重 山の人とか沖縄の人は、今の中国ですね、あそこは昔唐といいましたんで、あそこの唐旅をやる、ときたに は非常に時化(しけ)にあったり、暴風にあったりして非常に損害が多かったらしいんです。昔、自分の兄 さんがその唐旅をやることになったのでそのブナリ神というその女の人は自分の兄さんのために非常に無事 にあの旅ができますようにとお祈りしながらその毎日の仕事である機織を続けておったらしいんです。とこ ろがある日のこと、その日は機織ながら、非常にまれにもその人が、「どうしてこの人は今日に限ってこん な居眠りをするのか。」と思ってぽんと肩を叩いておいた。「なんであんなに居眠りをするか。」というこ とでその人を起こしたらしい。そしたらその女の人は、「びっくりした。なんでこういうふうに私を起こし たのか。実は、今は兄さんが自分の兄さんが、唐旅をやっておるんだけど大きな時化(しけ)ににあって非 常に苦しんでおるところだった。それを自分はそのお兄さんを助けようとしておったところなのに、こう起 こされてあっという間に自分は兄さんをくわえておったつもりだが、それを口を開けたために落としてしも うた。兄さんの体の上に不幸があったんじゃないかな何かあったんじゃないいか。」と非常に心配して言う たらしい、そしたら、それは本当に本当のことで夢ではなくして、現実にその兄さんが時化(しけ)にあっ て非常に苦しんでおる所だったらしいです。そで、その女の人が言うたようにその兄さんは、時化(しけ) の中でも何かのために自分は、救い出されて無事に命拾いして唐旅を無事に終えて家に帰ることができては じめてその人が、女の人のウナイ神という人が助けたということを分かってそれからというものは、女の人 は、つまりウナイ神ということを非常にいうて沖縄ではウナイ神のことを、一つの伝説的に神様みたいにし て非常に、この女の兄弟を崇める様になり、女の兄弟の言う事もよく聞くようになって今では、そういう話 が非常に薄らいできておるような気がします。 |
| 全体の記録時間数 | 2:54 |
| 物語の時間数 | 2:05 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |