
貧乏人と金持の二つの家があった。それは、何年前かは、わからないが歳の夜に天の神様が降りて来て、金持の家に行くと「今日の日はわかっているか、今日は歳の夜の日なんで人の家にくるのか。」と怒鳴って追い返された。又、貧乏人の家に行くと、「敷物もないがどうぞ入って下さい。」とお家の中に入れた。あれこれと話をし、「こんな汚い家ですが一緒にくつろいで下さい。」と頭を下げて、貧乏人が言った。金持ちには追い返されたが貧乏人はいい人だった。それから、湯を沸かせと言われ、湯を沸かすと、おじいさんとおばあさんは若くなった。すると、金持は目をパチクリさせ、「不思議なものだ。自分達もそうさせてくれと。」と言うと、その通りにすると、猿になるものもいるし、みんな畜生になってしまい、金持の家には人はいなくなった。そして、その猿は自分の家だと屋根の上に座っていた。それではいけないと言って、そこにウチリ火(焼石)を置いた。それに座った猿の尻は赤くなった。
| レコード番号 | 47O440078 |
|---|---|
| CD番号 | 47O44C003 |
| 決定題名 | 猿長者(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 猿長者 |
| 話者名 | 宮城カマ |
| 話者名かな | みやぎかま |
| 生年月日 | 19120620 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市普天間 |
| 記録日 | 19780814 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T14A17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 貧乏人,金持ち,歳の夜,天の神様,湯,若くなった,猿,猿の尻は赤くなった |
| 梗概(こうがい) | 貧乏人と金持の二つの家があった。それは、何年前かは、わからないが歳の夜に天の神様が降りて来て、金持の家に行くと「今日の日はわかっているか、今日は歳の夜の日なんで人の家にくるのか。」と怒鳴って追い返された。又、貧乏人の家に行くと、「敷物もないがどうぞ入って下さい。」とお家の中に入れた。あれこれと話をし、「こんな汚い家ですが一緒にくつろいで下さい。」と頭を下げて、貧乏人が言った。金持ちには追い返されたが貧乏人はいい人だった。それから、湯を沸かせと言われ、湯を沸かすと、おじいさんとおばあさんは若くなった。すると、金持は目をパチクリさせ、「不思議なものだ。自分達もそうさせてくれと。」と言うと、その通りにすると、猿になるものもいるし、みんな畜生になってしまい、金持の家には人はいなくなった。そして、その猿は自分の家だと屋根の上に座っていた。それではいけないと言って、そこにウチリ火(焼石)を置いた。それに座った猿の尻は赤くなった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:36 |
| 物語の時間数 | 3:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |