
女の人は、子供が出来なくて、夫に捨てられる。山芋を持って山原の山へ行く。そこに炭焼きの人がいた。(炭焼きの人が)あなたは、どうしてここへ来たのか聞いた所、私は行く所がなくて、山芋があるまで、それを食べ、それがなくなると死んでいいと言う。ここには、これが(山芋)いくらでもあると言う。山には、沢山の山芋があった。これは(私の)命の恩人であるという。この人は(炭焼きの人)奥さんがいなかったようである。あなたと一緒になろうと言われ、二人は夫婦になる。山芋を食べ、金持ちになり、大きな家を建て、繁盛した。前の夫は、鍋蓋を作っていて、それを売りにここへ(山原)来た。前の妻は、それを買う。又、来た時は、持って来た物を全部買って、ご飯もあげた。(こんなに持成をするので)珍しがる。自分の妻であった事を知らない。何度か行く内に前の妻であった事を知る。自分の夫(炭焼)は、山へ行っていた。前の夫が(二人の関係を)知る。その人(先の夫)は、舌を噛んで、そこで死んでしまう。夫に知られては困るので、秘密にして座敷内に葬り、知らんふりをしていた。朝は、毎日お茶を玄関の所にお供えしていた。どうして、あなたは、そんな事をするのかと夫に尋ねられる。私は、山の神にお願いしているんだよと言う。
| レコード番号 | 47O440034 |
|---|---|
| CD番号 | 47O44C002 |
| 決定題名 | 炭焼き長者(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | 炭焼き長者 |
| 話者名 | 長浜美枝 |
| 話者名かな | ながはまみえ |
| 生年月日 | 19080210 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市普天間 |
| 記録日 | 19780813 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T13B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 炭焼き,山芋,夫婦,金持ち,前夫,お茶 |
| 梗概(こうがい) | 女の人は、子供が出来なくて、夫に捨てられる。山芋を持って山原の山へ行く。そこに炭焼きの人がいた。(炭焼きの人が)あなたは、どうしてここへ来たのか聞いた所、私は行く所がなくて、山芋があるまで、それを食べ、それがなくなると死んでいいと言う。ここには、これが(山芋)いくらでもあると言う。山には、沢山の山芋があった。これは(私の)命の恩人であるという。この人は(炭焼きの人)奥さんがいなかったようである。あなたと一緒になろうと言われ、二人は夫婦になる。山芋を食べ、金持ちになり、大きな家を建て、繁盛した。前の夫は、鍋蓋を作っていて、それを売りにここへ(山原)来た。前の妻は、それを買う。又、来た時は、持って来た物を全部買って、ご飯もあげた。(こんなに持成をするので)珍しがる。自分の妻であった事を知らない。何度か行く内に前の妻であった事を知る。自分の夫(炭焼)は、山へ行っていた。前の夫が(二人の関係を)知る。その人(先の夫)は、舌を噛んで、そこで死んでしまう。夫に知られては困るので、秘密にして座敷内に葬り、知らんふりをしていた。朝は、毎日お茶を玄関の所にお供えしていた。どうして、あなたは、そんな事をするのかと夫に尋ねられる。私は、山の神にお願いしているんだよと言う。 |
| 全体の記録時間数 | 4:44 |
| 物語の時間数 | 4:25 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |