
あれはナナコロノハチクェーといって、上与那原ぬヒャーと下与那原ぬヒャーおとの話。兄弟みたいな友達が一人は息子、一人は娘が生まれたらしい。その前に、生まれぬ先ぬ縁結びということで、「お前が男、私が女、また、私が男、お前が女、もし生んだら、嫁さん、婿さんとろう」と縁組みをしてあった。そして夫婦にして、大変繁盛して金持ちになったらしいが、6月19日から25日の頃に新米を供える行事があった。その時に、新米もあれば、去年の米もたくさんあって、忙しくて昨年の米を炊いてtれ供えたそうだ。すると、そこで喧嘩になって、子供の生まれていたが、その女を家から追い出した。女が出て行ったが実家にも帰れずに道に立っていると、雀に似た真っ黒い鳥が話しかけてきたらしい。鳥が「あなたはどこそこの山道を通って行きなさい」と言った。その通りに行くと炭焼き小屋があったので、そこで泊まった。しばらくして炭焼きが「もう時間もたったし、夫の前に行きなさい」と言ったが、女は追い出された訳を話して「ここに置いて、あなたの妻にして下さい」と願って夫婦になった。それからそこの土の中から黄金が出てきて、大変な金持ちになった。また元の夫は貧乏になって草鞋を作っていたが、自分の元妻とも知らずにそこへやってきた。そして、そこから藁を買うがお金はほんとんど取らなかった。元夫は良い所を探したと喜んでいたが、年を取って元の妻だとは気づかない。妻はとうとう昔の話をすると、元夫はびっくりしそこで舌を噛んで死んでしまった。女は驚いて屋敷回りの石の所に、夫が帰ってこないうちに埋めてしまった。そしてそれからはお茶を注ぐと、元夫に上げる意味でそこに投げたという。
| レコード番号 | 47O418086 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C402 |
| 決定題名 | 産神問答(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大湾朝徳 |
| 話者名かな | おおわんちょうとく |
| 生年月日 | 19080106 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 宜野湾市喜友名 |
| 記録日 | 19850506 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T43A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 昔のお爺さん、お婆さんから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ナナコロノハチクェー,上与那原ぬヒャーと下与那原ぬヒャーの話,生まれぬ先ぬ縁結び,女を家から追い出した,雀,炭焼き,黄金,お茶を |
| 梗概(こうがい) | あれはナナコロノハチクェーといって、上与那原ぬヒャーと下与那原ぬヒャーおとの話。兄弟みたいな友達が一人は息子、一人は娘が生まれたらしい。その前に、生まれぬ先ぬ縁結びということで、「お前が男、私が女、また、私が男、お前が女、もし生んだら、嫁さん、婿さんとろう」と縁組みをしてあった。そして夫婦にして、大変繁盛して金持ちになったらしいが、6月19日から25日の頃に新米を供える行事があった。その時に、新米もあれば、去年の米もたくさんあって、忙しくて昨年の米を炊いてtれ供えたそうだ。すると、そこで喧嘩になって、子供の生まれていたが、その女を家から追い出した。女が出て行ったが実家にも帰れずに道に立っていると、雀に似た真っ黒い鳥が話しかけてきたらしい。鳥が「あなたはどこそこの山道を通って行きなさい」と言った。その通りに行くと炭焼き小屋があったので、そこで泊まった。しばらくして炭焼きが「もう時間もたったし、夫の前に行きなさい」と言ったが、女は追い出された訳を話して「ここに置いて、あなたの妻にして下さい」と願って夫婦になった。それからそこの土の中から黄金が出てきて、大変な金持ちになった。また元の夫は貧乏になって草鞋を作っていたが、自分の元妻とも知らずにそこへやってきた。そして、そこから藁を買うがお金はほんとんど取らなかった。元夫は良い所を探したと喜んでいたが、年を取って元の妻だとは気づかない。妻はとうとう昔の話をすると、元夫はびっくりしそこで舌を噛んで死んでしまった。女は驚いて屋敷回りの石の所に、夫が帰ってこないうちに埋めてしまった。そしてそれからはお茶を注ぐと、元夫に上げる意味でそこに投げたという。 |
| 全体の記録時間数 | 9:25 |
| 物語の時間数 | 8:59 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |