普天間権現(共通語)

概要

あれは、あの普天間のこのお宮ね、女 神というでしょう。あれはマーカーガマというよ、マーカーガマ。あの、分かる。あの軍用地かね、よく、あれは、石し、あの、本にも。首里の坂下ね、坂下におりて行くでしょう。あの、尚家あとね、中城御殿のあとがあるでしょう。そこの裏にも御願所があったよ。普天間小というあれは。そうして、この普天間に来た女のひとは、兄弟二人いたらしい。女兄弟二人。そうして妹
は結婚して、その姉さんは結婚もしなければ人にも見られない、閉じこもってさ。今だったら、あの、昔だったら裏座というてもね、自分の座敷ばっかし閉じこもって。とても美人であったらしい。そうしたら、妹の夫がね、「姉さん見てみたい。いつか見てみたい、見てみたい。」自分の家内に話したわけ。そうして二人相談して、「いつか私が先なって、行っておいてあなたがきたら戸を開けるから見てごらん。」というて話して、見たわけ。見たら、あのもう、「人に見られた。」というて、その上の娘は、(ハーラというの分かる。昔は芭蕉布織るでしょう、あれ糸ね、芭蕉布結んで)ハーラバーキ、あの、穴あいたあの芭蕉布つないでね、あの糸ひっぱって出たらしい。そうしたら、いつなっても帰ってこなくて、その糸頼りにして行ったら普天間に、あの普天間の洞穴に来ていたらしい。本当か嘘かそれは分からんさ。来る途中にあの、今の尚家の裏、あっちにも御願所がある。今も有るか分からんが戦前はあった。向こうは普天間小というよ。また、この上原、あれは、今の赤道、中学校あれの、宜野湾中学校、今工事中でしょう。あれのあの西かね、あれは、向こうに山があるわけ。向こうに普天間小で休んで。このマーカーガマに休んで。そうしてまた、普天間の、こっちからもう、何処にも行かなくて、そうしてあの、普天間はお宮はね女神 というてね、女の神様らしい。だからあの神様になったわけ。

再生時間:4:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O418051
CD番号 47O41C400
決定題名 普天間権現(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新城盛牛
話者名かな しんじょうもりうし
生年月日 19140502
性別
出身地 宜野湾市喜友名
記録日 19850506
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T41B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 普天間宮,女,神,マーカーガマ,人に見られない,妹の夫,芭蕉糸,普天間の洞穴
梗概(こうがい) あれは、あの普天間のこのお宮ね、女 神というでしょう。あれはマーカーガマというよ、マーカーガマ。あの、分かる。あの軍用地かね、よく、あれは、石し、あの、本にも。首里の坂下ね、坂下におりて行くでしょう。あの、尚家あとね、中城御殿のあとがあるでしょう。そこの裏にも御願所があったよ。普天間小というあれは。そうして、この普天間に来た女のひとは、兄弟二人いたらしい。女兄弟二人。そうして妹 は結婚して、その姉さんは結婚もしなければ人にも見られない、閉じこもってさ。今だったら、あの、昔だったら裏座というてもね、自分の座敷ばっかし閉じこもって。とても美人であったらしい。そうしたら、妹の夫がね、「姉さん見てみたい。いつか見てみたい、見てみたい。」自分の家内に話したわけ。そうして二人相談して、「いつか私が先なって、行っておいてあなたがきたら戸を開けるから見てごらん。」というて話して、見たわけ。見たら、あのもう、「人に見られた。」というて、その上の娘は、(ハーラというの分かる。昔は芭蕉布織るでしょう、あれ糸ね、芭蕉布結んで)ハーラバーキ、あの、穴あいたあの芭蕉布つないでね、あの糸ひっぱって出たらしい。そうしたら、いつなっても帰ってこなくて、その糸頼りにして行ったら普天間に、あの普天間の洞穴に来ていたらしい。本当か嘘かそれは分からんさ。来る途中にあの、今の尚家の裏、あっちにも御願所がある。今も有るか分からんが戦前はあった。向こうは普天間小というよ。また、この上原、あれは、今の赤道、中学校あれの、宜野湾中学校、今工事中でしょう。あれのあの西かね、あれは、向こうに山があるわけ。向こうに普天間小で休んで。このマーカーガマに休んで。そうしてまた、普天間の、こっちからもう、何処にも行かなくて、そうしてあの、普天間はお宮はね女神 というてね、女の神様らしい。だからあの神様になったわけ。
全体の記録時間数 5:07
物語の時間数 4:56
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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