識名の遺念火(共通語混)

概要

識名に仲のいい夫婦がいた。妻はいつも夕方から豆腐売のために首里に行った。帰りは夜遅いので、夫は灯籠を持って毎日迎えに行った。そのうちにある男が嘘をついて、その夫に「お前の妻は、夜から町に行くのは他に男がいるからだ。お前はそれを知っているのか、お前の妻は他の人よりきれいだから、もう少し用心しなければいけない」と言った。その夫は、「そうか」と変装して迎えに行くふりをして家を出たが、妻を見ると灯籠を消して女の手を捕まえて墓の中に連れて行って強姦しようとしていた。それで女は男を殺して家に逃げて行った。すると家には誰もいないので、「不思議だなあ、いつも迎えに来るのがどうしたことか、さっきの男は自分の夫に似ていたが、夫ではなかったのか」と墓に行くと、自分の夫を殺していた。それで毎日、夫が妻を迎えに行く火が遺念火になった。

再生時間:2:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O417977
CD番号 47O41C398
決定題名 識名の遺念火(共通語混)
話者がつけた題名 識名の遺念火
話者名 知花幸至
話者名かな ちばなこうし
生年月日 19100624
性別
出身地 宜野湾市嘉数
記録日 19801220
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T37A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 識名,仲のいい夫婦,豆腐売,首里,遺念火
梗概(こうがい) 識名に仲のいい夫婦がいた。妻はいつも夕方から豆腐売のために首里に行った。帰りは夜遅いので、夫は灯籠を持って毎日迎えに行った。そのうちにある男が嘘をついて、その夫に「お前の妻は、夜から町に行くのは他に男がいるからだ。お前はそれを知っているのか、お前の妻は他の人よりきれいだから、もう少し用心しなければいけない」と言った。その夫は、「そうか」と変装して迎えに行くふりをして家を出たが、妻を見ると灯籠を消して女の手を捕まえて墓の中に連れて行って強姦しようとしていた。それで女は男を殺して家に逃げて行った。すると家には誰もいないので、「不思議だなあ、いつも迎えに来るのがどうしたことか、さっきの男は自分の夫に似ていたが、夫ではなかったのか」と墓に行くと、自分の夫を殺していた。それで毎日、夫が妻を迎えに行く火が遺念火になった。
全体の記録時間数 2:58
物語の時間数 2:40
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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