
松川部落にとっても利口な子供がいた。ある時、畑を耕していたら侍が来て「私が那覇に行って来るまで何回耕しているか覚えておきなさい」と言って、そのまま行った。帰って来て、「お前はどのくらいやったか」と言うと、「お侍さんは何回馬が足をかえたのか覚えていますか」と、こっちは仕事をしていてそれを言っている暇がないと言い返したので、「これは利口な子供だな」と王様に呼ばれて饅頭を二つに分けてあげて、「どっちの饅頭が美味しいか」と言ったので、小僧は言葉を返さないで、手を叩いて「どっちが鳴ったか」と言って、大変頓智のある子供だった。三司官がとっても子供に感心したが、この子供が偉くなったら怖いということで島流しにした。これが松川童子の話である。
| レコード番号 | 47O417944 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C396 |
| 決定題名 | 松川童子(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新垣恒和 |
| 話者名かな | あらかきこうわ |
| 生年月日 | 19030202 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19801214 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T36A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 松川部落,利口な子供,侍,何回耕しているか,何回馬が足をかえたか,王様,饅頭を二つ,手を叩いた,松川童子 |
| 梗概(こうがい) | 松川部落にとっても利口な子供がいた。ある時、畑を耕していたら侍が来て「私が那覇に行って来るまで何回耕しているか覚えておきなさい」と言って、そのまま行った。帰って来て、「お前はどのくらいやったか」と言うと、「お侍さんは何回馬が足をかえたのか覚えていますか」と、こっちは仕事をしていてそれを言っている暇がないと言い返したので、「これは利口な子供だな」と王様に呼ばれて饅頭を二つに分けてあげて、「どっちの饅頭が美味しいか」と言ったので、小僧は言葉を返さないで、手を叩いて「どっちが鳴ったか」と言って、大変頓智のある子供だった。三司官がとっても子供に感心したが、この子供が偉くなったら怖いということで島流しにした。これが松川童子の話である。 |
| 全体の記録時間数 | 2:27 |
| 物語の時間数 | 2:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |