モーイ親方 難題(共通語)

概要

これはねモーイ親方の、これは(聞き取り不能)になったんですが、昔薩摩の国から、ええと、雄鶏の卵とそれからベンガ岳、ベンガ岳、西、東が(聞き取り不能)。それと灰になった縄ね、これを持って来いと、提供しなさいということであったらしいですね。そしてあの雄鶏の卵というのは、あの何だったかな、自分のお父さんは今お産をね、お産を今しているから来れないと。それでこの薩摩つかいを馬鹿にしているということであらたってね。「馬鹿にするのはお父さんがお産をみやし、お産をみやしもんがあるか」って、こう言って叱り飛ばしたもんだから、「どここで雄鶏の卵産むの鶏がおるか出しなさい」と言ってねこれを跳ね返したということですね。それからベンガ岳を持って来なさい、持って来なさいというのは、「そうしたらこれ持って来るからそれを運搬する船とこれをしくヘラがない」と、シャベルがないから、「これだけくればこっちからこのにげだくの山持って来るから」と、これもこう言って突き返して。で、それから縄ですか。縄はまた、縄持ってから焼いたらこれはもうそのまま灰になった、無になると、いうことでこれを突き返したという、芝居をつくられておったですね。親が親方だったですね、その長男に言って、そこはよく分からないですがね。とにかく人がいる時は遊び大将ってね、自分より下の者もう全部集めて遊び大将になってあっちこっち遊び回って、あれはあの魚ぐゎ取ったり蛙取ったりなんかして遊んで、田んぼなんか遊んでね。そしてほたし後はまた誰にも見られないように、いくさな床下の中に引きこもってそこで勉強しよったというふうに話を聞きました。それで偉いと思って。[調:(聞き取り不能)]。うん、それもなんかちょっとよく覚えてないんですがね、なんかいくら、とにかくたくさんのお金をですね薩摩に返済、多分戦が負けたんじゃないですかその時は。戦のお金をこの薩摩の方に支払いすると、そうこうがあると、(聞き取り不能)そうです。それでこれもこの人が毎年これそうこくさせたっていう話ありますね。それは、だから薩摩の、これだけこのさんもんを返したから、「お前非常に優秀だからお前の望むものを何でも聞いてやる」と。「本当に私の望みを聞いてくれますか」と言ったら、「もうお前が、一つだけ聞いてあげる」と、「何でもいいからお前が言うものも聞く」と言ったもんだから、「一時の間、薩摩の王様の位さしてくれ」と。それで、「じゃ仕方がない、口から出した以上はもうしばらくの間薩摩の王様の位につけよう」と。そう、ついたら最後、(聞き取り不能)、沖縄(聞き取り不能)島だから、このたくさんの証文が入っていおる、借金のね、借金じゃなくこれ弁償金みたいなもんなんですけどね、これがあるから、その証文があるからそれ持って来なさいと。そして部下に言い付けたら部下は承諾してこれ持って来て、したらこれ沖縄という島は非常に貧乏な島だから、可哀想だから、これもう、これ焼く、捨てると、そこで焼き捨てる、権力を利用して焼き捨てたという芝居があったわけですよね。だからそれ芝居に使われたもんであって、これは伝え話じゃないですね。

再生時間:5:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O417910
CD番号 47O41C395
決定題名 モーイ親方 難題(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新城亀千蔵
話者名かな あらぐすくきんぞう
生年月日 19171114
性別
出身地 宜野湾市新城
記録日 19801214
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T35A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 芝居で見た。
文字化資料
キーワード 黄金パーシブンの話,女中,石原,御獄
梗概(こうがい) これはねモーイ親方の、これは(聞き取り不能)になったんですが、昔薩摩の国から、ええと、雄鶏の卵とそれからベンガ岳、ベンガ岳、西、東が(聞き取り不能)。それと灰になった縄ね、これを持って来いと、提供しなさいということであったらしいですね。そしてあの雄鶏の卵というのは、あの何だったかな、自分のお父さんは今お産をね、お産を今しているから来れないと。それでこの薩摩つかいを馬鹿にしているということであらたってね。「馬鹿にするのはお父さんがお産をみやし、お産をみやしもんがあるか」って、こう言って叱り飛ばしたもんだから、「どここで雄鶏の卵産むの鶏がおるか出しなさい」と言ってねこれを跳ね返したということですね。それからベンガ岳を持って来なさい、持って来なさいというのは、「そうしたらこれ持って来るからそれを運搬する船とこれをしくヘラがない」と、シャベルがないから、「これだけくればこっちからこのにげだくの山持って来るから」と、これもこう言って突き返して。で、それから縄ですか。縄はまた、縄持ってから焼いたらこれはもうそのまま灰になった、無になると、いうことでこれを突き返したという、芝居をつくられておったですね。親が親方だったですね、その長男に言って、そこはよく分からないですがね。とにかく人がいる時は遊び大将ってね、自分より下の者もう全部集めて遊び大将になってあっちこっち遊び回って、あれはあの魚ぐゎ取ったり蛙取ったりなんかして遊んで、田んぼなんか遊んでね。そしてほたし後はまた誰にも見られないように、いくさな床下の中に引きこもってそこで勉強しよったというふうに話を聞きました。それで偉いと思って。[調:(聞き取り不能)]。うん、それもなんかちょっとよく覚えてないんですがね、なんかいくら、とにかくたくさんのお金をですね薩摩に返済、多分戦が負けたんじゃないですかその時は。戦のお金をこの薩摩の方に支払いすると、そうこうがあると、(聞き取り不能)そうです。それでこれもこの人が毎年これそうこくさせたっていう話ありますね。それは、だから薩摩の、これだけこのさんもんを返したから、「お前非常に優秀だからお前の望むものを何でも聞いてやる」と。「本当に私の望みを聞いてくれますか」と言ったら、「もうお前が、一つだけ聞いてあげる」と、「何でもいいからお前が言うものも聞く」と言ったもんだから、「一時の間、薩摩の王様の位さしてくれ」と。それで、「じゃ仕方がない、口から出した以上はもうしばらくの間薩摩の王様の位につけよう」と。そう、ついたら最後、(聞き取り不能)、沖縄(聞き取り不能)島だから、このたくさんの証文が入っていおる、借金のね、借金じゃなくこれ弁償金みたいなもんなんですけどね、これがあるから、その証文があるからそれ持って来なさいと。そして部下に言い付けたら部下は承諾してこれ持って来て、したらこれ沖縄という島は非常に貧乏な島だから、可哀想だから、これもう、これ焼く、捨てると、そこで焼き捨てる、権力を利用して焼き捨てたという芝居があったわけですよね。だからそれ芝居に使われたもんであって、これは伝え話じゃないですね。
全体の記録時間数 5:49
物語の時間数 5:29
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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