モーイ親方 難題(共通語混)

概要

沖縄が薩摩に支配されていた頃、薩摩のある侍がモーイ親方に「弁ヶ岳と灰縄と雄鶏の卵を献上しろ」と難題を押し付けた。それですっかり困っていると、その息子がどうしてそんなに心配しているのかと尋ねた。父親が訳を話すと、息子が自ら薩摩に出向くことを申し出た。その息子は薩摩に乳の代理として行った。薩摩の侍は彼に菓子を出し、それを二つ重ねて食べるように言った。彼はその通りにした。すると侍は上の菓子と下の菓子とどっちが美味しいかと聞いた。そこで彼は両手を打ち合わせて上の手と下の手とどちらが大きく鳴ったかと聞いた。それで相手は返事に困ってしまった。モーイ親方の息子はあなた方が返答できない様に私にもできませんと言った。相手は「お前は話ができる」と言って、父の代理を果たせるかと聞くと、息子はできると答えた。灰縄は縄を編んで燃やせばよい。琉球国は小国で弁ヶ岳を運ぶ船はないので、薩摩からその船をよこしてほしいと言って相手を驚かせた。雄鶏の卵は分からない。モーイは頭が悪いと言われているが、本当はそうではないのである。

再生時間:8:58

民話詳細DATA

レコード番号 47O417887
CD番号 47O41C394
決定題名 モーイ親方 難題(共通語混)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 新垣善邦
話者名かな あらかきよしくに
生年月日 19081009
性別
出身地 宜野湾市新城
記録日 19110911
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T34A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 沖縄,薩摩,モーイ親方,弁ヶ岳,灰縄,雄鶏の卵
梗概(こうがい) 沖縄が薩摩に支配されていた頃、薩摩のある侍がモーイ親方に「弁ヶ岳と灰縄と雄鶏の卵を献上しろ」と難題を押し付けた。それですっかり困っていると、その息子がどうしてそんなに心配しているのかと尋ねた。父親が訳を話すと、息子が自ら薩摩に出向くことを申し出た。その息子は薩摩に乳の代理として行った。薩摩の侍は彼に菓子を出し、それを二つ重ねて食べるように言った。彼はその通りにした。すると侍は上の菓子と下の菓子とどっちが美味しいかと聞いた。そこで彼は両手を打ち合わせて上の手と下の手とどちらが大きく鳴ったかと聞いた。それで相手は返事に困ってしまった。モーイ親方の息子はあなた方が返答できない様に私にもできませんと言った。相手は「お前は話ができる」と言って、父の代理を果たせるかと聞くと、息子はできると答えた。灰縄は縄を編んで燃やせばよい。琉球国は小国で弁ヶ岳を運ぶ船はないので、薩摩からその船をよこしてほしいと言って相手を驚かせた。雄鶏の卵は分からない。モーイは頭が悪いと言われているが、本当はそうではないのである。
全体の記録時間数 9:02
物語の時間数 8:58
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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