
大昔はずっと大昔はね六、六十、六十歳になったらもう六十歳になったら仕事も出来ないでただ食うだけだから、六十歳になったらアムトゥヌシチャいうて、あの昔はね六十歳になったらすぐ穴を穴掘ってうずめよったって。だからこのあのうずめよ、うずめよったそうですがね。あのこのあの六十歳になるおばあさんの孫が、孫がもう「おばあさんもう六十、六十歳にもなっているんだから、もうやがて、やがて政府」今になったら政府だね「政府から連れに来るもんだから、来ないうちにおばあさんおんぶして山の中に隠しておこうね」言うて、山の中におんぶして隠してこの隠しに行ってね。それであの隠してからこのあの言えば政府ね、政府から、昔は政府にはあの何いったかな、クージ、昔は政府にはくージいいおった、クージからこのおばあさんを連れに来たら、連れに来たから色々こっちクージの人と孫と争いあって「それなら窯の灰ね、灰を、あれであのあれでや縄なって持って来たらあんた方のおばあさんはやそのまま許すから」言って。言ったもんだから、許す言ったもんだからこのまた孫は山の中に行っておばあさんに聞かれて、「おばあさん、かまの灰でね縄を縄ぬって持って来たらおばあさんの命は助け、助ける」って言っていたよっておばあさんに話したら、「かまの灰で縄がぬわれるもんですかねおばあさん」いうておばあさんに聞いたらこのおばあさんが「灰では、かまの灰では縄はぬわれないから藁ね、あの藁よ、米の藁、あれでや縄ぬって、あれで縄をぬってこの縄を燃やして、火に燃やしたらこれそのまま縄ぬわれているものそのまま灰になるでしょ、それ縄ぬってそれ火に焼いてからそのまま持って行きなさい」って。これ持って行ったらちょうどクージから「あなたはこれ誰に教えられた」言ったら、「おばあさんに教えられた」いうてあっちで返答したら、やっぱし「年の甲は亀の甲」とあるでしょ、「やっぱしもう年取った人は何もよく分かるね」言うて。あれからや年寄りは大事にすることになったって。で、あの、またあの「雄鶏の、雄鶏の卵を持って来たら、かまの灰で縄ぬって雄鶏の卵と二つ持って来たらあんたのおばあさんは許すよ」言ったら、言ったら、この雄鶏、雄鶏が卵を産まないでしょ、雄鶏が卵を産まないんだから、あのこれは何と言ったかね。これであのモーイ親方だ。モーイ親方だ。あの縄をぬって持って行ったら「おばあさんに教え、教えられた」言ったもんですから、向こうが「年の甲は亀の甲」んち、「もう年取った人は何でもよく分かるね。もうこれからは年寄りは大事にしないといけない、いけないねえ」言うて。あれから年寄りはね大事にすることになったって。うん、その話聞いた。
| レコード番号 | 47O417869 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C393 |
| 決定題名 | 姥捨て山(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 喜屋武ウメ |
| 話者名かな | きゃんうめ |
| 生年月日 | 19130809 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市赤道 |
| 記録日 | 19800713 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T33B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 六十歳,アムトゥヌシチャ,孫,灰縄,年の甲は亀の甲,年寄りは大事 |
| 梗概(こうがい) | 大昔はずっと大昔はね六、六十、六十歳になったらもう六十歳になったら仕事も出来ないでただ食うだけだから、六十歳になったらアムトゥヌシチャいうて、あの昔はね六十歳になったらすぐ穴を穴掘ってうずめよったって。だからこのあのうずめよ、うずめよったそうですがね。あのこのあの六十歳になるおばあさんの孫が、孫がもう「おばあさんもう六十、六十歳にもなっているんだから、もうやがて、やがて政府」今になったら政府だね「政府から連れに来るもんだから、来ないうちにおばあさんおんぶして山の中に隠しておこうね」言うて、山の中におんぶして隠してこの隠しに行ってね。それであの隠してからこのあの言えば政府ね、政府から、昔は政府にはあの何いったかな、クージ、昔は政府にはくージいいおった、クージからこのおばあさんを連れに来たら、連れに来たから色々こっちクージの人と孫と争いあって「それなら窯の灰ね、灰を、あれであのあれでや縄なって持って来たらあんた方のおばあさんはやそのまま許すから」言って。言ったもんだから、許す言ったもんだからこのまた孫は山の中に行っておばあさんに聞かれて、「おばあさん、かまの灰でね縄を縄ぬって持って来たらおばあさんの命は助け、助ける」って言っていたよっておばあさんに話したら、「かまの灰で縄がぬわれるもんですかねおばあさん」いうておばあさんに聞いたらこのおばあさんが「灰では、かまの灰では縄はぬわれないから藁ね、あの藁よ、米の藁、あれでや縄ぬって、あれで縄をぬってこの縄を燃やして、火に燃やしたらこれそのまま縄ぬわれているものそのまま灰になるでしょ、それ縄ぬってそれ火に焼いてからそのまま持って行きなさい」って。これ持って行ったらちょうどクージから「あなたはこれ誰に教えられた」言ったら、「おばあさんに教えられた」いうてあっちで返答したら、やっぱし「年の甲は亀の甲」とあるでしょ、「やっぱしもう年取った人は何もよく分かるね」言うて。あれからや年寄りは大事にすることになったって。で、あの、またあの「雄鶏の、雄鶏の卵を持って来たら、かまの灰で縄ぬって雄鶏の卵と二つ持って来たらあんたのおばあさんは許すよ」言ったら、言ったら、この雄鶏、雄鶏が卵を産まないでしょ、雄鶏が卵を産まないんだから、あのこれは何と言ったかね。これであのモーイ親方だ。モーイ親方だ。あの縄をぬって持って行ったら「おばあさんに教え、教えられた」言ったもんですから、向こうが「年の甲は亀の甲」んち、「もう年取った人は何でもよく分かるね。もうこれからは年寄りは大事にしないといけない、いけないねえ」言うて。あれから年寄りはね大事にすることになったって。うん、その話聞いた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:54 |
| 物語の時間数 | 4:32 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |