クスケー由来(共通語)

概要

昔ですね、ある家庭で小ちゃい子供が熱発かなんかで寝込んで、今日明日の臨終近いあれになっとたらしい。そうしたら何をやっても手をほどこすすべがなくて、ミィーニンというかたとえば後生の人と行き交い話しのできる見る人ユタのまだ上かねー。子供の命を取るのに沢山の人が寄ってたかって、これは何の魂これは何の魂ということで、ちんぬくがーさーという葉っぱに包んで、たくさんこれをもっとったと。それを聞いて「あーこの子はもう永くないんだなぁ、あっちの子供。」といって見ると、案の定暗いランプぐわぁーをつけて、親族両親が集まって「はきさみよー。」していたらしいですよね。そこへ話しを聞いた人がこれを取ってきて、これは何の魂、またあけてこれは何の魂とやったところが、不思議とこの7 歳くらいになる子供が生き返ったという。この人が聞いたあれに、くしゃみをするとすぐ「クスケーヒャー。」というの、そう言ったらどうするのと言うもんだから、まさか今の人たちにはわからんよーとその人たちが話しているのを聞いたものだから、この人が、次にはくしゃみをすると「クスタッケーヒャー。」と言うように必ず返してやりなさいというようなのが出たとかいう話しです。

再生時間:3:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O417835
CD番号 47O41C392
決定題名 クスケー由来(共通語)
話者がつけた題名 クスケー由来
話者名 古波津由信
話者名かな こはつゆうしん
生年月日 19260904
性別
出身地 那覇市久米村
記録日 19800713
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T32B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 祖父から聞いた。
文字化資料
キーワード 子供が熱発,後生の人,ユタ,子供の命を取る,くしゃみ,クスケーヒャー
梗概(こうがい) 昔ですね、ある家庭で小ちゃい子供が熱発かなんかで寝込んで、今日明日の臨終近いあれになっとたらしい。そうしたら何をやっても手をほどこすすべがなくて、ミィーニンというかたとえば後生の人と行き交い話しのできる見る人ユタのまだ上かねー。子供の命を取るのに沢山の人が寄ってたかって、これは何の魂これは何の魂ということで、ちんぬくがーさーという葉っぱに包んで、たくさんこれをもっとったと。それを聞いて「あーこの子はもう永くないんだなぁ、あっちの子供。」といって見ると、案の定暗いランプぐわぁーをつけて、親族両親が集まって「はきさみよー。」していたらしいですよね。そこへ話しを聞いた人がこれを取ってきて、これは何の魂、またあけてこれは何の魂とやったところが、不思議とこの7 歳くらいになる子供が生き返ったという。この人が聞いたあれに、くしゃみをするとすぐ「クスケーヒャー。」というの、そう言ったらどうするのと言うもんだから、まさか今の人たちにはわからんよーとその人たちが話しているのを聞いたものだから、この人が、次にはくしゃみをすると「クスタッケーヒャー。」と言うように必ず返してやりなさいというようなのが出たとかいう話しです。
全体の記録時間数 3:19
物語の時間数 3:11
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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