
今、私の方から沖縄の謝名親方の話をしようと思ってます。沖縄が島津藩になって、王様のご用で、お伴して行った時に、上納物に対して、謝名親方が口ごたえをしたので、無謀者を生かしておくと
、何をしでかすかわからない。殺してしまえ。」と言う事になった。島津藩の役人が、謝名親方を縛って、煮えたぎった油に入れて殺そうとした時に、「何か死ぬ前に言い残す事はないか。。」と聞いた。謝名親方は「何も言い残すことはないが、只、沖縄の空手がなくなるのは、残念だなぁ。。」と言った。そして、「貴方達が、この縄をほどいてくれるなら、沖縄の空手をつかって見せるのだが、ほどいてくれるか。」と聞いたら、一人の役人がほどいてあげようとした。もう一人の役人は、「こいつをほどいたら、駄目だ。私らが殺されてしまう。」と反対したが、「そんなことはないだろう。ほどいて、空手をつかわせよう。」と縄をほどいて空手をさせた。それが、あまりにも見事だったので、二人の役人は謝名親方の近くに寄って行った。そのすきに、謝名親方は二人の首をとっつかまえて油湯に、三人共に飛びは行った。二人はそのままぐるぐる回って、死んでしまった。その後から、左御絞といって、回り橙籠が出たという話です。
| レコード番号 | 47O417824 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C391 |
| 決定題名 | 謝名親方 左御紋湯由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 謝名親方 左御紋湯由来 |
| 話者名 | 仲村春栄 |
| 話者名かな | なかむらしゅんえい |
| 生年月日 | 19001201 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 宜野湾市 |
| 記録日 | 19800713 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T32A15 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 謝名親方,島津藩,王様のご用,上納物,煮えたぎった油,沖縄の空手,左御絞 |
| 梗概(こうがい) | 今、私の方から沖縄の謝名親方の話をしようと思ってます。沖縄が島津藩になって、王様のご用で、お伴して行った時に、上納物に対して、謝名親方が口ごたえをしたので、無謀者を生かしておくと 、何をしでかすかわからない。殺してしまえ。」と言う事になった。島津藩の役人が、謝名親方を縛って、煮えたぎった油に入れて殺そうとした時に、「何か死ぬ前に言い残す事はないか。。」と聞いた。謝名親方は「何も言い残すことはないが、只、沖縄の空手がなくなるのは、残念だなぁ。。」と言った。そして、「貴方達が、この縄をほどいてくれるなら、沖縄の空手をつかって見せるのだが、ほどいてくれるか。」と聞いたら、一人の役人がほどいてあげようとした。もう一人の役人は、「こいつをほどいたら、駄目だ。私らが殺されてしまう。」と反対したが、「そんなことはないだろう。ほどいて、空手をつかわせよう。」と縄をほどいて空手をさせた。それが、あまりにも見事だったので、二人の役人は謝名親方の近くに寄って行った。そのすきに、謝名親方は二人の首をとっつかまえて油湯に、三人共に飛びは行った。二人はそのままぐるぐる回って、死んでしまった。その後から、左御絞といって、回り橙籠が出たという話です。 |
| 全体の記録時間数 | 3:07 |
| 物語の時間数 | 2:52 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |