
何かあの、侍、とにかく侍さね、百姓じゃなくて。夫婦がいたそうですよね。そしてあの、旦那さんの、主人の方が何かあの誰かに憎まれていたんじゃないですか。あの公金横領とかなんとかでね、あのこれの罪でよ、ちょっとあの八重山波照間とか無人島かねなにか、ちょっと流されるそうですよ。何カ年といってね。この奥さんはね、身ごもっていたんでしょうね。してこの人が行ってから子供ができて、あれするけどね。子供ができてからもこの人を恨んで、流した人がもうこれに執念深く付きまとうわけだね。なかなかこの人とはあれ、再婚もしないで自分であれするが、親も亡くなるし。自分の親は亡くなるし、もう自分一人になって苦しんでいるのをそこのあの下男かね、おじいいが助けるけど、(聞き取り不能)面倒を見るけどね。そうするうちにあの、病気になって死ぬんですよね、この人は。死んでね、あの、向こう、崇元寺の。これは何で七つ墓があるのかね、あの六番目の墓といった。これにあの葬式したそうですよね。そこで、そこ行ってから子供あのできて、この子供育てるわけですね。晩に出てから、そこの隣に店がありますけどね、お店に行って、あの。何でこんな乳飲み子がまたあのせんべいなんか食べるのかね。これはごまかしよ。これを買って行くんだけどね、よう開けてみたらこれがうち紙になっているわけさ、このお金が、お金がさ。まちゃあぐゎみて。あなたうち紙分からない。何かすぐ、こう何か法事ごとする時にね、うち紙うちゃあで燃やすのがある。と、あれ、これ、これなっていたって。と、こっちはもうびっくりして、これはもう本当の人間じゃない、ぐそうの人だねえと思ってもう(聞き取り不能)さね。そんでね、いざこざしているうちにこの男の人が満期、もう向こうのあれは切れてね帰って来るわけ。帰って来たら家もないし何にもないし。夢見、夢見せ、あの見てるわけさね。夢見させられて、あのこの、夢でこっちの七つ墓にいるから、子供も育ててるから、連れにいらっしゃいという夢を見たわけさ。そしてこれを頼りにしてこれを訪
ねて来たら、案の定あるわけよ、この墓が七つね。すとそこあのあれして。連れ出す。女がやる、男に。それだけよ、うん。
| レコード番号 | 47O417723 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C388 |
| 決定題名 | 子育て幽霊(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 七つ墓由来 |
| 話者名 | 内間英子 |
| 話者名かな | うちまえいこ |
| 生年月日 | 19120810 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市嘉数 |
| 記録日 | 19800713 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T30A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 公金横領,八重山波照間と,島流し,崇元寺,七つ墓,うち紙 |
| 梗概(こうがい) | 何かあの、侍、とにかく侍さね、百姓じゃなくて。夫婦がいたそうですよね。そしてあの、旦那さんの、主人の方が何かあの誰かに憎まれていたんじゃないですか。あの公金横領とかなんとかでね、あのこれの罪でよ、ちょっとあの八重山波照間とか無人島かねなにか、ちょっと流されるそうですよ。何カ年といってね。この奥さんはね、身ごもっていたんでしょうね。してこの人が行ってから子供ができて、あれするけどね。子供ができてからもこの人を恨んで、流した人がもうこれに執念深く付きまとうわけだね。なかなかこの人とはあれ、再婚もしないで自分であれするが、親も亡くなるし。自分の親は亡くなるし、もう自分一人になって苦しんでいるのをそこのあの下男かね、おじいいが助けるけど、(聞き取り不能)面倒を見るけどね。そうするうちにあの、病気になって死ぬんですよね、この人は。死んでね、あの、向こう、崇元寺の。これは何で七つ墓があるのかね、あの六番目の墓といった。これにあの葬式したそうですよね。そこで、そこ行ってから子供あのできて、この子供育てるわけですね。晩に出てから、そこの隣に店がありますけどね、お店に行って、あの。何でこんな乳飲み子がまたあのせんべいなんか食べるのかね。これはごまかしよ。これを買って行くんだけどね、よう開けてみたらこれがうち紙になっているわけさ、このお金が、お金がさ。まちゃあぐゎみて。あなたうち紙分からない。何かすぐ、こう何か法事ごとする時にね、うち紙うちゃあで燃やすのがある。と、あれ、これ、これなっていたって。と、こっちはもうびっくりして、これはもう本当の人間じゃない、ぐそうの人だねえと思ってもう(聞き取り不能)さね。そんでね、いざこざしているうちにこの男の人が満期、もう向こうのあれは切れてね帰って来るわけ。帰って来たら家もないし何にもないし。夢見、夢見せ、あの見てるわけさね。夢見させられて、あのこの、夢でこっちの七つ墓にいるから、子供も育ててるから、連れにいらっしゃいという夢を見たわけさ。そしてこれを頼りにしてこれを訪 ねて来たら、案の定あるわけよ、この墓が七つね。すとそこあのあれして。連れ出す。女がやる、男に。それだけよ、うん。 |
| 全体の記録時間数 | 3:37 |
| 物語の時間数 | 3:16 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |