白銀堂由来(共通語混)

概要

内地の人から沖縄の貧乏人がお金を借りた。一カ年貸してくれという約束であったが、一カ年立ってもお金を払うことができなかった。私はもう内地に帰るからお金を払ってくれと言うと、「あなたがもう一度沖縄に来るまでにはお金を作っておくから」と約束した。それから帰って来ると、お金がないので刀で借りた人を切ろうとした。借りた人が「意地ぬ出じらーて引き 手ぬ出じらー意地引き」と言ったので切ることができなかった。それで必ずもう一度戻って来るまでに金を作っておくように言った。その時には今度こそ返さないと刀で切られるかもしれないと心配して自分の女の子をジュリに売って金を用意しておいた。金を貸した人は内地による帰ってみると、女親が男装して自分の妻と寝ていた。男は間男がここで寝ているのだと思いきろうとする。しかし、沖縄で聞いた言葉を思い出して、二人を起こして見ると、女親であったので、この人の言葉は女親を助けてくれた大切なものだと思った。それで、自分はお金を取ってはいけないと考え、女親も取ってはいけないと言った。沖縄に来ると、借りた人が金を用意して、「受け取って下さい」と言った。しかし、自分の女親の命がなくなるところであったのを、女親の命が助かったので受け取ることはできないという。借りた人も借りは返さなくてはいけないと言って取ろうとしない。それで、白銀堂にそのお金をおさめた。

再生時間:4:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O417638
CD番号 47O41C385
決定題名 白銀堂由来(共通語混)
話者がつけた題名 白銀堂
話者名 伊佐真仁
話者名かな いさしんじん
生年月日 19060725
性別
出身地 宜野湾市長田
記録日 19800227
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T27A07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 内地の人,沖縄の貧乏人,お金を借りた,意地ぬ出じらーて引き,手ぬ出じらー意地引き,女親が男装,白銀堂
梗概(こうがい) 内地の人から沖縄の貧乏人がお金を借りた。一カ年貸してくれという約束であったが、一カ年立ってもお金を払うことができなかった。私はもう内地に帰るからお金を払ってくれと言うと、「あなたがもう一度沖縄に来るまでにはお金を作っておくから」と約束した。それから帰って来ると、お金がないので刀で借りた人を切ろうとした。借りた人が「意地ぬ出じらーて引き 手ぬ出じらー意地引き」と言ったので切ることができなかった。それで必ずもう一度戻って来るまでに金を作っておくように言った。その時には今度こそ返さないと刀で切られるかもしれないと心配して自分の女の子をジュリに売って金を用意しておいた。金を貸した人は内地による帰ってみると、女親が男装して自分の妻と寝ていた。男は間男がここで寝ているのだと思いきろうとする。しかし、沖縄で聞いた言葉を思い出して、二人を起こして見ると、女親であったので、この人の言葉は女親を助けてくれた大切なものだと思った。それで、自分はお金を取ってはいけないと考え、女親も取ってはいけないと言った。沖縄に来ると、借りた人が金を用意して、「受け取って下さい」と言った。しかし、自分の女親の命がなくなるところであったのを、女親の命が助かったので受け取ることはできないという。借りた人も借りは返さなくてはいけないと言って取ろうとしない。それで、白銀堂にそのお金をおさめた。
全体の記録時間数 4:47
物語の時間数 4:31
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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