瓦屋節由来(シマグチ)

概要

昔、唐から沖縄は瓦を焼く人を頼んで瓦屋の村があった。小禄宇榮原の子が何人もいる美しい妻が毎日首里に野菜を売りに通っていた。唐の人が「私は相談すれば、私の思うように届かせるか」ときいた。沖縄の美しい女をもらいたいという意味だね。そして、この唐の瓦焼きは毎日野菜を売りに来る時に首里の坂下の瓦屋を通る小禄宇榮原の美しい女を妻にくれという。そこで、王様の命令なので女は子もいるが、泣く泣く瓦屋に嫁に行く。そして朝になると 瓦屋チヂ登ティ 真南向カティ見リバ(瓦屋の上に登って真南に向かうと)島浦ヤ見シガ 思蔵ヤ見ラン(島の浦は見えるが愛しいあなたはみえない) と歌ったので唐の人がそれを聞いて「どういう意味だ」と聞いた。すると、女は「私には夫も子もいるが国のためにどうする事もできなくてここに来た」と言うと唐の人は、すぐ御主加那志の所に殺すつもりで刀を持っていって「沖縄はこんな女しかいないのか、夫も子もいる人を妻にさせるか」と言った。そして、その唐の人は御主加那志からもらったお金を女にもたせて、「夫も子もいるのを知らずに妻にしたのは悪かった。このお金で夫や子を養いなさい。」と言って島に帰したそうだ。

再生時間:1:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O417378
CD番号 47O41C376
決定題名 瓦屋節由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 伊波徳一
話者名かな いはとくいち
生年月日 18940505
性別
出身地 宜野湾市我如古
記録日 19800226
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T20B26
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 首里のおじいから聞いた。
文字化資料
キーワード 唐,瓦,美しい女
梗概(こうがい) 昔、唐から沖縄は瓦を焼く人を頼んで瓦屋の村があった。小禄宇榮原の子が何人もいる美しい妻が毎日首里に野菜を売りに通っていた。唐の人が「私は相談すれば、私の思うように届かせるか」ときいた。沖縄の美しい女をもらいたいという意味だね。そして、この唐の瓦焼きは毎日野菜を売りに来る時に首里の坂下の瓦屋を通る小禄宇榮原の美しい女を妻にくれという。そこで、王様の命令なので女は子もいるが、泣く泣く瓦屋に嫁に行く。そして朝になると 瓦屋チヂ登ティ 真南向カティ見リバ(瓦屋の上に登って真南に向かうと)島浦ヤ見シガ 思蔵ヤ見ラン(島の浦は見えるが愛しいあなたはみえない) と歌ったので唐の人がそれを聞いて「どういう意味だ」と聞いた。すると、女は「私には夫も子もいるが国のためにどうする事もできなくてここに来た」と言うと唐の人は、すぐ御主加那志の所に殺すつもりで刀を持っていって「沖縄はこんな女しかいないのか、夫も子もいる人を妻にさせるか」と言った。そして、その唐の人は御主加那志からもらったお金を女にもたせて、「夫も子もいるのを知らずに妻にしたのは悪かった。このお金で夫や子を養いなさい。」と言って島に帰したそうだ。
全体の記録時間数 2:00
物語の時間数 1:57
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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