マシチ小と宇治泊スビン(シマグチ)

概要

多幸山にかくれてね(マシチ小は)。クラモトのオジーが「あなた(カンジャー)が行けば出て来るはずだ。島流しは、はやくつれてこないと解決できない」と言ったので、その人がつれてきた。マシチー小という人も、カンジャーという人も名高い大ブシ(力もち)である。そこ(カンジャーガマ)はブシの集まりどころであった。城の始まりは、浦添だから、唐船もここに入るので、昔は、唐からブシが来て恐ろしかったそうだ。毎日、ここ(カンジャーガマ)でケンカをしていたそうだ。マシチー小という人を連れてきて、カンジャーは、「お前は流されていく身だから、(後世には)ただ話が残るだけだから、別れに、宇治泊スビンと力だめしをやってごらん」といって別れのケンカをさせた。そこはカズラ畑であった。その夜はわからなかったが、翌日見ると、スビンタンメーのいた所は踏み荒らされていたが、マンチー小のいた所のカズラの葉は全く動いていなかった。それで二人を呼んで「今日までの別れのカズラはおまえに向かって、おじぎをしている。このカズラが向かっている間はおまえの命は大丈夫だから心配するな」といって泣いて別れたという話。

再生時間:3:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O417238
CD番号 47O41C372
決定題名 マシチ小と宇治泊スビン(シマグチ)
話者がつけた題名 マシチ小と宇治泊スビン
話者名 天久進吾
話者名かな あめくしんご
生年月日 19000327
性別
出身地 宜野湾市大謝名
記録日 19780816
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T17B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 多幸山,マシチ小,クラモトのオジー,カンジャー,大ブシ,唐船,カズラ
梗概(こうがい) 多幸山にかくれてね(マシチ小は)。クラモトのオジーが「あなた(カンジャー)が行けば出て来るはずだ。島流しは、はやくつれてこないと解決できない」と言ったので、その人がつれてきた。マシチー小という人も、カンジャーという人も名高い大ブシ(力もち)である。そこ(カンジャーガマ)はブシの集まりどころであった。城の始まりは、浦添だから、唐船もここに入るので、昔は、唐からブシが来て恐ろしかったそうだ。毎日、ここ(カンジャーガマ)でケンカをしていたそうだ。マシチー小という人を連れてきて、カンジャーは、「お前は流されていく身だから、(後世には)ただ話が残るだけだから、別れに、宇治泊スビンと力だめしをやってごらん」といって別れのケンカをさせた。そこはカズラ畑であった。その夜はわからなかったが、翌日見ると、スビンタンメーのいた所は踏み荒らされていたが、マンチー小のいた所のカズラの葉は全く動いていなかった。それで二人を呼んで「今日までの別れのカズラはおまえに向かって、おじぎをしている。このカズラが向かっている間はおまえの命は大丈夫だから心配するな」といって泣いて別れたという話。
全体の記録時間数 3:38
物語の時間数 3:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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