天人女房(シマグチ)

概要

(天から降りて来たというが)昔は殿内のたいそうきれいな人はひとには見られないような人が多かったという。そのような人がきて、その人とあって、子供ができ、天に飛んでいった場合に1人は按司に、1人は王になれよといった(ので)それが、察渡王になった。クガニ毛にいた人は察渡王である。この子供が大人になって首里から嫁をもらうことになり、そこへいったが、みなりがひどいものだったので、そんな人とは結婚させられないといわれてもどって来た。黄金があったので唐の金ヒーラと、黄金とをかえた。その頃までは、この辺(大謝名一帯)は港だった。この人は農家の為に鍬やへらをつくって農民へ配った。そのように唐でかじゃをならってきたのは察渡王であるが、奥間カンジャーがどうのこうのという話があるが、その関係はわからない。ある按司の娘が私の夫としたいので、もう一度およびしてくれというのでむかえにいった人が、みなりをととのえさせようとしてもどうにもならない。人々は、あんな人と結婚するのかというが、娘は「あの人の屋敷に石垣は全部黄金でできている。後には王になる人だ」といって、かごに乗ってやってきたという話である。この黄金で、船を出し唐へ行って、鍛冶屋を習い、鍬やへらを農民に配ったのである。

再生時間:6:46

民話詳細DATA

レコード番号 47O417236
CD番号 47O41C372
決定題名 天人女房(シマグチ)
話者がつけた題名 天人女房
話者名 天久進吾
話者名かな あめくしんご
生年月日 19000327
性別
出身地 宜野湾市大謝名
記録日 19780816
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 宜野湾T17B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 天から降りて来た,きれいな人,天に飛んでいった,察渡王,黄金が,奥間カンジャー
梗概(こうがい) (天から降りて来たというが)昔は殿内のたいそうきれいな人はひとには見られないような人が多かったという。そのような人がきて、その人とあって、子供ができ、天に飛んでいった場合に1人は按司に、1人は王になれよといった(ので)それが、察渡王になった。クガニ毛にいた人は察渡王である。この子供が大人になって首里から嫁をもらうことになり、そこへいったが、みなりがひどいものだったので、そんな人とは結婚させられないといわれてもどって来た。黄金があったので唐の金ヒーラと、黄金とをかえた。その頃までは、この辺(大謝名一帯)は港だった。この人は農家の為に鍬やへらをつくって農民へ配った。そのように唐でかじゃをならってきたのは察渡王であるが、奥間カンジャーがどうのこうのという話があるが、その関係はわからない。ある按司の娘が私の夫としたいので、もう一度およびしてくれというのでむかえにいった人が、みなりをととのえさせようとしてもどうにもならない。人々は、あんな人と結婚するのかというが、娘は「あの人の屋敷に石垣は全部黄金でできている。後には王になる人だ」といって、かごに乗ってやってきたという話である。この黄金で、船を出し唐へ行って、鍛冶屋を習い、鍬やへらを農民に配ったのである。
全体の記録時間数 7:01
物語の時間数 6:46
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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