
百姓の父親が畑を耕していると、そこへ侍が馬に乗って通り、「私が用に行って帰って来るまでに鍬を何回落としたか、数えておけ」と言った。父親は鍬を落とすたびにそこへサンを並べていると、そこへ弁当を持ってきた息子が見て、「どうしたのか」と聞いたので訳を話した。すると11歳の子供が「私が返答するから」と言い、侍が帰って来て聞いたので、「なら、あなたがここへ来るまで馬の足は幾ら踏んだのか」と言った。それからこの子は大変な子だと、御主加那志前に連れていかれて、両手に饅頭とお菓子を持って「どれが美味しかったか」と聞いてきたので、両手を叩いて「どちらが多くなりましたか?」と言い返した。それで「こいつは大変だ」と殺されてしまった。昔の世の中はあまり利口になると、御主加那志前にはむかってはいけないと処刑されたそうだ。
| レコード番号 | 47O417079 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C368 |
| 決定題名 | 侍と小僧 鍬の数 鳥子はどちら(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 侍と小僧 鍬の数 鳥子はどちら |
| 話者名 | 安里ウシ |
| 話者名かな | あさとうし |
| 生年月日 | 18940000 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 宜野湾市野嵩 |
| 記録日 | 19780811 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T09B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 百姓の父親,侍,馬,鍬,息子,馬の足,御主加那志前,饅頭,お菓子 |
| 梗概(こうがい) | 百姓の父親が畑を耕していると、そこへ侍が馬に乗って通り、「私が用に行って帰って来るまでに鍬を何回落としたか、数えておけ」と言った。父親は鍬を落とすたびにそこへサンを並べていると、そこへ弁当を持ってきた息子が見て、「どうしたのか」と聞いたので訳を話した。すると11歳の子供が「私が返答するから」と言い、侍が帰って来て聞いたので、「なら、あなたがここへ来るまで馬の足は幾ら踏んだのか」と言った。それからこの子は大変な子だと、御主加那志前に連れていかれて、両手に饅頭とお菓子を持って「どれが美味しかったか」と聞いてきたので、両手を叩いて「どちらが多くなりましたか?」と言い返した。それで「こいつは大変だ」と殺されてしまった。昔の世の中はあまり利口になると、御主加那志前にはむかってはいけないと処刑されたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:57 |
| 物語の時間数 | 2:50 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |