
ウナイは神になるものであったので、どこにも出ないで家で布ばかり織って、人には見られなかった。イキー、男兄弟が二人いた。ウナイが布を織りながら、居眠りをしているののはイキーを救うためであるが、親が「おい」と言って起こしたために、二男は落としてしまった。それで、長男は救うことができるが、二男は海で亡くなった。それから、油売りが、油を売るふりをして、神になる人を見たいと思って見に来た。油を買って下さいと言うと、弟が来た。「あなたはこんなにきれいだね」と言うと、「私がきれいですか、私の姉はもっときれいだよ」と言う。見せてくれと言うので、「私が池に落ちたふりをしたら、姉が出てくるから、その時に見なさい」と言う。落ちるふりをして、「姉さんよー」と叫ぶと、やって来た。すると、「見た、見た」と言って油売りが逃げていく。姉は「シジャに見られた」と言って。ウーブチを持ったまま、普天間権現のガマに入って行った。このウーブチを捜し尋ねて行くと、普天間の神になっていた。
| レコード番号 | 47O417006 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C366 |
| 決定題名 | 船旅とウナイ神(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山城ウト |
| 話者名かな | やましろうと |
| 生年月日 | 82歳 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19780811 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 宜野湾T07B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 芝居で見た。 |
| 文字化資料 | 宜野湾市史P607 |
| キーワード | ウナイは神,イキー,居眠り,イキーを救う,油売り,ウーブチ,普天間権現のガマ,普天間の神 |
| 梗概(こうがい) | ウナイは神になるものであったので、どこにも出ないで家で布ばかり織って、人には見られなかった。イキー、男兄弟が二人いた。ウナイが布を織りながら、居眠りをしているののはイキーを救うためであるが、親が「おい」と言って起こしたために、二男は落としてしまった。それで、長男は救うことができるが、二男は海で亡くなった。それから、油売りが、油を売るふりをして、神になる人を見たいと思って見に来た。油を買って下さいと言うと、弟が来た。「あなたはこんなにきれいだね」と言うと、「私がきれいですか、私の姉はもっときれいだよ」と言う。見せてくれと言うので、「私が池に落ちたふりをしたら、姉が出てくるから、その時に見なさい」と言う。落ちるふりをして、「姉さんよー」と叫ぶと、やって来た。すると、「見た、見た」と言って油売りが逃げていく。姉は「シジャに見られた」と言って。ウーブチを持ったまま、普天間権現のガマに入って行った。このウーブチを捜し尋ねて行くと、普天間の神になっていた。 |
| 全体の記録時間数 | 3:32 |
| 物語の時間数 | 3:17 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |