首里棒の話(共通語)

概要

首里の王府に、建築材科として、山原から木を運んで来たらしい。それがまっすぐでなく、少し曲っていたので検査に通らなかったらしい。それで首里から下って来る途中、休んでいる時に、ある偉い人が通ったらしい。「どうして、君達は、こんな所で休んでいるのか。」「山原から、木を持って、首里城に納めようと来たら、検査が通らない(ので)、今、帰る所なんですよ。」と言ったので、その人が、道から通った人が、「えーひゃー、酒をぶっ掛けなさい」そう言ったらしいんだが、それを聞いた、その山原の人達は、この「酒を、ぶっ掛けなさい。」というのは、何の意味なのか、くふうした(考えた)結果、その役人に酒を飲ませなさいと、いう意味であったらしい。それで、酒を飲ませたら検査が通ったという話。
 その事から、首里の天秤棒の真中が丸く太くなっているのは、昔の役人は真中の(地位の)人が利益を得て、尻の方はやせていた。それを例えて、両方(王様と下々)やせて(細くなって)、真中(役人)が太くなったという話。

再生時間:2:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O160553
CD番号 47O16C028
決定題名 首里棒の話(共通語)
話者がつけた題名 真中ぶってー棒
話者名 新崎武治
話者名かな あらさきたけじ
生年月日 19001129
性別
出身地
記録日 19750622
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 T5 B22
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 那覇の民話資料(第1集 小禄地区)P75
キーワード 首里棒,天秤棒,王様,役人
梗概(こうがい) 首里の王府に、建築材科として、山原から木を運んで来たらしい。それがまっすぐでなく、少し曲っていたので検査に通らなかったらしい。それで首里から下って来る途中、休んでいる時に、ある偉い人が通ったらしい。「どうして、君達は、こんな所で休んでいるのか。」「山原から、木を持って、首里城に納めようと来たら、検査が通らない(ので)、今、帰る所なんですよ。」と言ったので、その人が、道から通った人が、「えーひゃー、酒をぶっ掛けなさい」そう言ったらしいんだが、それを聞いた、その山原の人達は、この「酒を、ぶっ掛けなさい。」というのは、何の意味なのか、くふうした(考えた)結果、その役人に酒を飲ませなさいと、いう意味であったらしい。それで、酒を飲ませたら検査が通ったという話。  その事から、首里の天秤棒の真中が丸く太くなっているのは、昔の役人は真中の(地位の)人が利益を得て、尻の方はやせていた。それを例えて、両方(王様と下々)やせて(細くなって)、真中(役人)が太くなったという話。
全体の記録時間数 2:42
物語の時間数 2:34
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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