ハーリー由来 塩が一番うまい(シマグチ)

概要

ハーリーは、どういうことから生まれたかというと、昔、「沖縄で(一番)うまい物は何か。」と質問したら、ようするに、「沖縄で(一番)うまい物は塩です。」と言ったので、この塩といった人は「塩がも食べられるか。」と言って、島流しにされて、離島に島流しされてしまった。
 だが、考えれば考えるほど、塩というものがなければ、どんな御馳走でも、煮ることもできない、味も作れなくなってしまって、「もう、これは、島流しした人が、沖縄のうまい物は塩だと言ったがこれは、本当のことだったんだな。」といったって。御馳走を作って行ったら。それで、この人、島流しした人の言った言葉は、これはもう、悪い言葉だといって、島流ししたのに、この人(の言った通り)塩を使ったら、もう、いった通りであったので、「この塩というのは、あれが言った通りであった。」といったって。
 それで、船を漕いで、あの人を救いに、連れにと言って行ったら行かせたら、「私はお前達が(船を)漕いで来ても、簡単には帰らない。私を連れて行くつもりなら、さー、船を三艘造って、三艘の中の真中の船に、私は乗って行くから、船、三艘浮かべて来い。」と言った。
 それで、船三艘浮べてお迎えに行ったら、来る途中のどこで、この人はいなくなったやら、失って姿が見えなくなってしまって。これから、このように、ハーリーというものは、公儀が(この人を)捜したということから、ハーリーの言い伝えは出たという話を聞いた。

再生時間:2:13

民話詳細DATA

レコード番号 47O160544
CD番号 47O16C028
決定題名 ハーリー由来 塩が一番うまい(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 上地太郎
話者名かな うえちたろう
生年月日 19041012
性別
出身地
記録日 19750622
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 T5 B13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 那覇の民話資料(第1集 小禄地区)P74
キーワード ハーリー,由来話,塩,島流し,船
梗概(こうがい) ハーリーは、どういうことから生まれたかというと、昔、「沖縄で(一番)うまい物は何か。」と質問したら、ようするに、「沖縄で(一番)うまい物は塩です。」と言ったので、この塩といった人は「塩がも食べられるか。」と言って、島流しにされて、離島に島流しされてしまった。  だが、考えれば考えるほど、塩というものがなければ、どんな御馳走でも、煮ることもできない、味も作れなくなってしまって、「もう、これは、島流しした人が、沖縄のうまい物は塩だと言ったがこれは、本当のことだったんだな。」といったって。御馳走を作って行ったら。それで、この人、島流しした人の言った言葉は、これはもう、悪い言葉だといって、島流ししたのに、この人(の言った通り)塩を使ったら、もう、いった通りであったので、「この塩というのは、あれが言った通りであった。」といったって。  それで、船を漕いで、あの人を救いに、連れにと言って行ったら行かせたら、「私はお前達が(船を)漕いで来ても、簡単には帰らない。私を連れて行くつもりなら、さー、船を三艘造って、三艘の中の真中の船に、私は乗って行くから、船、三艘浮かべて来い。」と言った。  それで、船三艘浮べてお迎えに行ったら、来る途中のどこで、この人はいなくなったやら、失って姿が見えなくなってしまって。これから、このように、ハーリーというものは、公儀が(この人を)捜したということから、ハーリーの言い伝えは出たという話を聞いた。
全体の記録時間数 2:19
物語の時間数 2:13
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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