
勢理客御主という方は、実際、武芸も達者で、その当時、首里仕めをしておられたそうだ。首里仕めしていて、そこには、高良の上内間武士、大嶺の具志川と、あの人たちも、同じ武芸者同志で(仕めておられた。)(勢理客御主が)首里仕めしている時、唐から船が入って来ているが、那覇港に船をつけることができない。どうするか、という、首里での騒動の時に、勢理客御主は、少し海のことに経験があられたわけ。で、この経験というのは、友人の大嶺の具志川ぺーク、具志川親方が漁師であられるので、「とー、とー、時間を下さい。この唐からの帆前船は、私が入れてみせますので。」といいなさって、友人の漁師の所に行って、「首里で、このような騒動になっているが、どうしたら良いか。君は、海には、経験者だから。」というふうに(いったら)「それでは、時間をくれ、そうすれば、潮の満ち引きというものがあるのでね、今は、干上って、船は入らなくても、もう二、三時間も待てば、満潮向かえば、那覇港に、この唐からの帆前船は、つけられるから。」と、いわれたことから、(その通りにして)首里の騒動なっているのを、このような、勢理客御主の勘で、友人から救って、那覇港に唐からの帆前船入れだというのが、伝え話ですね。
| レコード番号 | 47O160505 |
|---|---|
| CD番号 | 47O16C027 |
| 決定題名 | 赤嶺勢理客の話 唐船(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 赤嶺ジッチャク |
| 話者名 | 長嶺武市 |
| 話者名かな | ながみねたけいち |
| 生年月日 | 19171130 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19750622 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | T5 A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 那覇の民話資料(第1集 小禄地区)P87 |
| キーワード | 力持ち,首里勤め,唐船,武芸,帆前船, |
| 梗概(こうがい) | 勢理客御主という方は、実際、武芸も達者で、その当時、首里仕めをしておられたそうだ。首里仕めしていて、そこには、高良の上内間武士、大嶺の具志川と、あの人たちも、同じ武芸者同志で(仕めておられた。)(勢理客御主が)首里仕めしている時、唐から船が入って来ているが、那覇港に船をつけることができない。どうするか、という、首里での騒動の時に、勢理客御主は、少し海のことに経験があられたわけ。で、この経験というのは、友人の大嶺の具志川ぺーク、具志川親方が漁師であられるので、「とー、とー、時間を下さい。この唐からの帆前船は、私が入れてみせますので。」といいなさって、友人の漁師の所に行って、「首里で、このような騒動になっているが、どうしたら良いか。君は、海には、経験者だから。」というふうに(いったら)「それでは、時間をくれ、そうすれば、潮の満ち引きというものがあるのでね、今は、干上って、船は入らなくても、もう二、三時間も待てば、満潮向かえば、那覇港に、この唐からの帆前船は、つけられるから。」と、いわれたことから、(その通りにして)首里の騒動なっているのを、このような、勢理客御主の勘で、友人から救って、那覇港に唐からの帆前船入れだというのが、伝え話ですね。 |
| 全体の記録時間数 | 3:21 |
| 物語の時間数 | 2:41 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |