姥捨て山(共通語)

概要

昔は時代は時代で、お墓など作るというのも分からないし、病気になったら医者もいらっしゃらないもんだから、年とって病気になって死にそうになってもう駄目だと思われる方は、塩と味噌と両方を包んで持たせると駕籠に乗せ、洞穴(ほらあな)とかの前に連れて行って、そのまま置いてきたらしいさね。だから、向こうに南牧場の向こうの方の山の下の辺や洞穴(ほらあな)とかには骨がいっぱいあって、調べたら我々祖先代々の方々の遺骨だよと言われる方もいらっしゃるんだけど、これは我々にはほんとに分からないわけさ。今はもうこれら全部つぶれて粉々になってあまり残ってはいないんだけど、小父さんたちが言うには小学校二、三年や五、六年頃はほんとの人の骨とか残骸の形が全部残っていたというんです。これがもう年とともにだんだん溶けて今はもう影形が見えないというんです。だから、「じゃあ、なぜそういう所に連れていったんですか。」と聞いてみたら、「やっぱり犬などが来て食べられないように前に石垣を積んだり、犬などが登れない所でないといけないもんだから、そういうところに連れて行ったんだ。」というふうな話をよく聞いたわけですけどね。今も部落の後ろ側などの洞穴(ほらあな)とか、そういう石の下とかそういう所には全部昔の人の骨ありますよ。

再生時間:4:06

民話詳細DATA

レコード番号 47O341973
CD番号 47O34C143
決定題名 姥捨て山(共通語)
話者がつけた題名
話者名 竹西一雄
話者名かな たけにしかずお
生年月日 19261011
性別
出身地 不明
記録日 19970910
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町比川 T17 A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説、 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード お墓,塩,味噌,洞穴,骨,犬
梗概(こうがい) 昔は時代は時代で、お墓など作るというのも分からないし、病気になったら医者もいらっしゃらないもんだから、年とって病気になって死にそうになってもう駄目だと思われる方は、塩と味噌と両方を包んで持たせると駕籠に乗せ、洞穴(ほらあな)とかの前に連れて行って、そのまま置いてきたらしいさね。だから、向こうに南牧場の向こうの方の山の下の辺や洞穴(ほらあな)とかには骨がいっぱいあって、調べたら我々祖先代々の方々の遺骨だよと言われる方もいらっしゃるんだけど、これは我々にはほんとに分からないわけさ。今はもうこれら全部つぶれて粉々になってあまり残ってはいないんだけど、小父さんたちが言うには小学校二、三年や五、六年頃はほんとの人の骨とか残骸の形が全部残っていたというんです。これがもう年とともにだんだん溶けて今はもう影形が見えないというんです。だから、「じゃあ、なぜそういう所に連れていったんですか。」と聞いてみたら、「やっぱり犬などが来て食べられないように前に石垣を積んだり、犬などが登れない所でないといけないもんだから、そういうところに連れて行ったんだ。」というふうな話をよく聞いたわけですけどね。今も部落の後ろ側などの洞穴(ほらあな)とか、そういう石の下とかそういう所には全部昔の人の骨ありますよ。
全体の記録時間数 4:34
物語の時間数 4:06
言語識別 共通語
音源の質 ◯(雑音あり)
テープ番号
予備項目1

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