流れ島(共通語)

概要

ヤテクチディって丘を知ってるでしょ。そこの丘の下のところにね、凪(なぎ)のときでもいつも波が立つ所があってね、そこはナーガンシーって言われている。ある日、妊婦が大きいお腹を抱えてあそこの畑に芋掘りに行って帰って来るときに、一望に見渡せて、芋を掘っての帰りの人も山から来る人も子どもなんかでもみんな、昔はよくそこで立って休むところでもあったわけよね。それで、その人がそこの坂道で休んで向こうの海の彼方を見たら、何か知らないものが流れてくるように見えた。近づいてくるにしたがって、それを見たらもう何か島が流れて寄ってくるみたいだったから、「ああ、島が流れてくる。」ってその人が言ったら、その島沈んでしまったと。だから、「妊娠した人は何でも人より先に喋るな。」ということがあったりするんだけどね。そこをナガンシーって言って、波が荒いときはすごく荒れるけれども、普通でも分かるくらいに白い波が立っている。

再生時間:1:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O341862
CD番号 47O34C137
決定題名 流れ島(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間苗
話者名かな いけまなえ
生年月日 19191217
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19970313
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T12 A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ヤテクチディ,丘,ナーガンシー,妊婦,海,島,白い波
梗概(こうがい) ヤテクチディって丘を知ってるでしょ。そこの丘の下のところにね、凪(なぎ)のときでもいつも波が立つ所があってね、そこはナーガンシーって言われている。ある日、妊婦が大きいお腹を抱えてあそこの畑に芋掘りに行って帰って来るときに、一望に見渡せて、芋を掘っての帰りの人も山から来る人も子どもなんかでもみんな、昔はよくそこで立って休むところでもあったわけよね。それで、その人がそこの坂道で休んで向こうの海の彼方を見たら、何か知らないものが流れてくるように見えた。近づいてくるにしたがって、それを見たらもう何か島が流れて寄ってくるみたいだったから、「ああ、島が流れてくる。」ってその人が言ったら、その島沈んでしまったと。だから、「妊娠した人は何でも人より先に喋るな。」ということがあったりするんだけどね。そこをナガンシーって言って、波が荒いときはすごく荒れるけれども、普通でも分かるくらいに白い波が立っている。
全体の記録時間数 1:55
物語の時間数 1:55
言語識別 共通語
音源の質 ◯(雑音あり)
テープ番号
予備項目1

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