バダナマチ(共通語)

概要

昔、ミチンダンのバダナマチというところにものすごい湧き水があって、その水で田圃は潤っていた。その湧き水の穴からものすごい力持ちの大きな武士が出てこようとしていた。首は出しているけれど、なかなか出てこれないでいた。島の人たちはいつでてくるかと待ちわびていた。しかしこれを見ていた大和の役人が、こんなに強い武士が出てきたら与那国を管理するのが難しくなる、今のうちに殺してしまわねばと思い、島の人たちに「この武士が早く立派に生まれるには、赤牛七頭、赤丸猫七匹を殺してその中に入れなさい」と教えた。島の人たちは言われたとおりにした。武士は「謀られた。せめて片腕だけでも出ていれば、謀られなかったのに、致し方ない」と言って沈んでしまった。それと同時に泉の水も止まってしまった。サンミノダイの西のほうにミジントっていうところがある。そこにその泉の水が流れているといわれている。バダナマチとは田圃のの名前。

再生時間:4:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O341741
CD番号 47O34C131
決定題名 バダナマチ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間苗
話者名かな いけまなえ
生年月日 19191217
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19960918
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T06 A14-B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ミチンダン,バダナマチ,湧き水,田圃,穴,力持ち,武士,島の人,大和の役人,与那国,赤牛七頭,赤丸猫七匹,謀られた,ミジント
梗概(こうがい) 昔、ミチンダンのバダナマチというところにものすごい湧き水があって、その水で田圃は潤っていた。その湧き水の穴からものすごい力持ちの大きな武士が出てこようとしていた。首は出しているけれど、なかなか出てこれないでいた。島の人たちはいつでてくるかと待ちわびていた。しかしこれを見ていた大和の役人が、こんなに強い武士が出てきたら与那国を管理するのが難しくなる、今のうちに殺してしまわねばと思い、島の人たちに「この武士が早く立派に生まれるには、赤牛七頭、赤丸猫七匹を殺してその中に入れなさい」と教えた。島の人たちは言われたとおりにした。武士は「謀られた。せめて片腕だけでも出ていれば、謀られなかったのに、致し方ない」と言って沈んでしまった。それと同時に泉の水も止まってしまった。サンミノダイの西のほうにミジントっていうところがある。そこにその泉の水が流れているといわれている。バダナマチとは田圃のの名前。
全体の記録時間数 4:24
物語の時間数 4:15
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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