この山のてっぺんの小さい平地に牧場の跡や畑をやったり、田圃をやったりした跡が今だにあるんですよ。あれから考えるとこの島の人口密度が酷かったようなんですよね、だから人口淘汰するために妊娠八か月ぐらいの妊婦を集めてですね、久部良割(くぶらばり)をですね、横からこう、飛べる人はそのまま救う。落ちた人はそのまま捨てたんですよ。これはほんとにやったのかなんかはわからんですよ。私なんか小さいときまではですね、今は浅くなっておるんだけど、あそこには満潮に波が入っておった時期があった。もう七〇年ぐらい前あたりには海と一緒だからさ。だから、下に落ちた人はもう家族だろうが助けることができないですよ。これは食料制限が思うようにできないもんだからしょうがない。誰か知恵者がそういうことを謀ったんじゃないですか。
| レコード番号 | 47O341704 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C129 |
| 決定題名 | 久部良バリ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 慶田元長起 |
| 話者名かな | けだもとちょうき |
| 生年月日 | 19200221 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡与那国町祖納 |
| 記録日 | 19960918 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那国町祖納 T05 A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 島,人口密度,人口淘汰,妊婦,久部良割,くぶらばり,食料制限,知恵者 |
| 梗概(こうがい) | この山のてっぺんの小さい平地に牧場の跡や畑をやったり、田圃をやったりした跡が今だにあるんですよ。あれから考えるとこの島の人口密度が酷かったようなんですよね、だから人口淘汰するために妊娠八か月ぐらいの妊婦を集めてですね、久部良割(くぶらばり)をですね、横からこう、飛べる人はそのまま救う。落ちた人はそのまま捨てたんですよ。これはほんとにやったのかなんかはわからんですよ。私なんか小さいときまではですね、今は浅くなっておるんだけど、あそこには満潮に波が入っておった時期があった。もう七〇年ぐらい前あたりには海と一緒だからさ。だから、下に落ちた人はもう家族だろうが助けることができないですよ。これは食料制限が思うようにできないもんだからしょうがない。誰か知恵者がそういうことを謀ったんじゃないですか。 |
| 全体の記録時間数 | 1:48 |
| 物語の時間数 | 1:40 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |