神棚(共通語)

概要

私の聞いた範囲ではですね、宇宙に紙切れみたいなものがね、一週間ももう飛んでるんだけど、舞い上がってるだけで、絶対落ちてこないってさ。「不思議だ。これは何事だろう。」ってね、もう村人みんな集めてから、「なんとかできないものか。」ってみんな騒いだらしいですね。そのわいわい騒いでるうちに、落ちた所は私どこって知らないが落ちてきたんで、大屋の人が一番最初に拾ってたら、島の人は、それを見てね、その拾った大屋という人に、「あんたが拾ったから、これはあんたが拝むべきだから、拝みなさい。」って拝ましたから、その大屋の家(うち)で今でもずうっと拝んでるってね。だから、大屋という人がそれを預かってそれを見たら、今で言えば家の設計図だったと。「じゃ、これはこういうこともできるんだ。」と言って、それから、島になかった貫木家(ぬきや)を研究して建てたから、こんな丈夫な家ができたと。この大屋門中は、島仲祭は二五日間の島仲祭の日に拝むので、この一門の人達は、八月からその祭りが帆安祭まつ(ふざん)りで終わるまで、全然四つ足食べない。法事にも参加しない。葬式屋にも行かないでずうっと拝んでるの。

再生時間:3:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O341685
CD番号 47O34C128
決定題名 神棚(共通語)
話者がつけた題名
話者名 冨里康子
話者名かな ふさとやすこ
生年月日 19160723
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19960918
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T04 A11-B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 宇宙,紙切れ,大屋,拝む,家,設計図,貫木家,島仲祭,二五日間,一門,帆安祭まつり,四つ足
梗概(こうがい) 私の聞いた範囲ではですね、宇宙に紙切れみたいなものがね、一週間ももう飛んでるんだけど、舞い上がってるだけで、絶対落ちてこないってさ。「不思議だ。これは何事だろう。」ってね、もう村人みんな集めてから、「なんとかできないものか。」ってみんな騒いだらしいですね。そのわいわい騒いでるうちに、落ちた所は私どこって知らないが落ちてきたんで、大屋の人が一番最初に拾ってたら、島の人は、それを見てね、その拾った大屋という人に、「あんたが拾ったから、これはあんたが拝むべきだから、拝みなさい。」って拝ましたから、その大屋の家(うち)で今でもずうっと拝んでるってね。だから、大屋という人がそれを預かってそれを見たら、今で言えば家の設計図だったと。「じゃ、これはこういうこともできるんだ。」と言って、それから、島になかった貫木家(ぬきや)を研究して建てたから、こんな丈夫な家ができたと。この大屋門中は、島仲祭は二五日間の島仲祭の日に拝むので、この一門の人達は、八月からその祭りが帆安祭まつ(ふざん)りで終わるまで、全然四つ足食べない。法事にも参加しない。葬式屋にも行かないでずうっと拝んでるの。
全体の記録時間数 3:20
物語の時間数 3:20
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP