蛇婿入り(共通語)

概要

蛇が若い侍に化けて毎夜女のものと訪れ、女と寝る。昼には絶対会わないので不思議に思い、女は隣の物知りに相談すると、男の髪に糸を通した針を刺して後をたどれという。言うとおりに男の髪にさした糸を辿っていくとガマの中で蛇がとぐろを巻いていた。侍の正体は蛇だった。その蛇は頭をやられて痛い痛いと泣いている。蛇の友達が「人間を騙すからお前の命は今日限りだ」と言うと頭をやられた蛇は「人間に自分の子供を身ごもらすことができたからそれでもいい」と答える。すると友達の蛇が「いいや人間は利口だからフシ餅を食べて浜に下りて海を歩いて子供をおろすよ」と言った。女はそれを聞いて、その通りにしたら蛇の子供をおろすことができた。それが三月三日の浜下りの女の節句の由来。

再生時間:3:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O341494
CD番号 47O34C115
決定題名 蛇婿入り(共通語)
話者がつけた題名
話者名 前粟蔵永渡
話者名かな まえあわぐらえいと
生年月日 19061102
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町
記録日 19760803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町久部良 T50 A10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく) ムカシ
伝承事情 姉の夫のおじさんで美崎さんという瓦焼職人の人から聞いた。採訪時から数えて十年ほど前に孫に話したこともある。
文字化資料 日本昔話通観第26巻 P74
キーワード 蛇,若い侍,化けて,毎夜,女,物知り,髪,糸,針,ガマ,人間,騙す,命,フシ餅,浜,子供,三月三日,浜下り,女の節句
梗概(こうがい) 蛇が若い侍に化けて毎夜女のものと訪れ、女と寝る。昼には絶対会わないので不思議に思い、女は隣の物知りに相談すると、男の髪に糸を通した針を刺して後をたどれという。言うとおりに男の髪にさした糸を辿っていくとガマの中で蛇がとぐろを巻いていた。侍の正体は蛇だった。その蛇は頭をやられて痛い痛いと泣いている。蛇の友達が「人間を騙すからお前の命は今日限りだ」と言うと頭をやられた蛇は「人間に自分の子供を身ごもらすことができたからそれでもいい」と答える。すると友達の蛇が「いいや人間は利口だからフシ餅を食べて浜に下りて海を歩いて子供をおろすよ」と言った。女はそれを聞いて、その通りにしたら蛇の子供をおろすことができた。それが三月三日の浜下りの女の節句の由来。
全体の記録時間数 3:17
物語の時間数 3:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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