クスケー由来(共通語)

概要

子供が生まれると村の人達が集まってその子の見張りをする。子供は生まれて一週間の間は魂を取られやすいということで見張りをするという。ある日、子供の見張りをするために、村の人達が集まり、そこでその子を見ながら酒を飲んでいると、そこに幽霊が入って来て一緒に飲んでいる。あの世へ行く時間に遅れてしまったこの幽霊は、あの世を支配している人に怒られ、「お前は子供の魂を取ってこないと入れない」と言われ、仕方なく行く。そしてその子供がハックションとくしゃみをするのを待っていると、子供がくしゃみをしたが、村の人達がハックスケーと言ったので魂を取ることができずに帰っていった。

再生時間:1:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O231701
CD番号 47O23C120
決定題名 クスケー由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 津波古充直
話者名かな つはこじゅうちょく
生年月日 19150601
性別
出身地 仲里村
記録日 19890916
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 T13A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 仲里の民話P467
キーワード 幽霊,子供の魂,くしゃみ
梗概(こうがい) 子供が生まれると村の人達が集まってその子の見張りをする。子供は生まれて一週間の間は魂を取られやすいということで見張りをするという。ある日、子供の見張りをするために、村の人達が集まり、そこでその子を見ながら酒を飲んでいると、そこに幽霊が入って来て一緒に飲んでいる。あの世へ行く時間に遅れてしまったこの幽霊は、あの世を支配している人に怒られ、「お前は子供の魂を取ってこないと入れない」と言われ、仕方なく行く。そしてその子供がハックションとくしゃみをするのを待っていると、子供がくしゃみをしたが、村の人達がハックスケーと言ったので魂を取ることができずに帰っていった。
全体の記録時間数 1:47
物語の時間数 1:34
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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