昔、60歳以上になる人は、ガンダダク(アムトの下)に連れて行って捨てることになっていた。息子は捨てることができないといって家の床下に穴を掘って、誰にも分らないようにして隠していた。(薩摩)王から難題が来て困っていると、隠れている親が、「これは簡単なことだから、こうして解きなさい」と言って、難題を解くことができた。それで王様がその褒美として「何が欲しいか」と聞いたら、「何もいらない。これは捨てられた自分の親が解いた。年寄りは宝なので60歳になって捨てるのは止めて欲しい」と言った。それから年寄りを捨てることはなくなった。
| レコード番号 | 47O231636 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C117 |
| 決定題名 | 姥捨森(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 桃原清治 |
| 話者名かな | とうばるせいじ |
| 生年月日 | 19140513 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 仲里村字宇根 |
| 記録日 | 19890916 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | T09A18 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 仲里の民話P161 |
| キーワード | 難題,年寄り,捨てる |
| 梗概(こうがい) | 昔、60歳以上になる人は、ガンダダク(アムトの下)に連れて行って捨てることになっていた。息子は捨てることができないといって家の床下に穴を掘って、誰にも分らないようにして隠していた。(薩摩)王から難題が来て困っていると、隠れている親が、「これは簡単なことだから、こうして解きなさい」と言って、難題を解くことができた。それで王様がその褒美として「何が欲しいか」と聞いたら、「何もいらない。これは捨てられた自分の親が解いた。年寄りは宝なので60歳になって捨てるのは止めて欲しい」と言った。それから年寄りを捨てることはなくなった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:13 |
| 物語の時間数 | 1:13 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ 周囲の声あり 断片 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |