雀酒屋(方言)

概要

ある人が麹を作るため麦を炊き、それを乾かすために庭に干してあったら、主のいない間に雀がその麦を、石垣の上で取っては食べ、取っては食べしていた。1週間くらいして、その主が見てみると、雨が降り、水が溜まって、雀がその水を飲んでチュンチュン遊んでいた。主はおかしいと思い、よく見るとその麦が麹になっていた。そこに雨が降って水が溜まり、それを飲んだ雀が喜んでいるので、その人は指先にその水を付けて舐めてみた。すると身体中がすっとして気持ちがよくなった。このような雀が口で作った物でさえ体の芯まですっとするような味がするから、人間の口ですればきっと人間のための妙薬になるに違いないと、たくさん麦を炊いて麹を作り、その水蒸気が酒になることを発明した。だから泡盛は、ある人が飲むと毒になり、ある人が飲むと気持ちよく、朗らかないいものになる。そのため、それを発明した人は、駄目なの物を発明したと罰されたのだが、今は神様にお祈りする時は酒を出す。だからその人を罰した役人達は、よい物を作ったのにと言っていた。

再生時間:4:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O234457
CD番号 47O23C232
決定題名 雀酒屋(方言)
話者がつけた題名
話者名 饒平名泰仁
話者名かな よへなたいじん
生年月日 19000305
性別
出身地 多良間村字仲筋 
記録日 19780806
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 多良間T19A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 多良間村の民話P10
キーワード 麹,麦,庭に干した,雀,雨,水,麹,妙薬,酒,神様
梗概(こうがい) ある人が麹を作るため麦を炊き、それを乾かすために庭に干してあったら、主のいない間に雀がその麦を、石垣の上で取っては食べ、取っては食べしていた。1週間くらいして、その主が見てみると、雨が降り、水が溜まって、雀がその水を飲んでチュンチュン遊んでいた。主はおかしいと思い、よく見るとその麦が麹になっていた。そこに雨が降って水が溜まり、それを飲んだ雀が喜んでいるので、その人は指先にその水を付けて舐めてみた。すると身体中がすっとして気持ちがよくなった。このような雀が口で作った物でさえ体の芯まですっとするような味がするから、人間の口ですればきっと人間のための妙薬になるに違いないと、たくさん麦を炊いて麹を作り、その水蒸気が酒になることを発明した。だから泡盛は、ある人が飲むと毒になり、ある人が飲むと気持ちよく、朗らかないいものになる。そのため、それを発明した人は、駄目なの物を発明したと罰されたのだが、今は神様にお祈りする時は酒を出す。だからその人を罰した役人達は、よい物を作ったのにと言っていた。
全体の記録時間数 4:34
物語の時間数 4:34
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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