妹がうわさをきいて子供をおぶって見にいくと、兄(マクバダラ)は刀をといでいて子供を奪おうとしたので、妹は子供を抱きしめて逃げた。マクバダラはまともな人間ではなく人喰いであったので、妹はその子を泣かせながら、家を捜すことにした。そうすると老人が畑を耕していて、二人を自分のかさの下に匿ってその場をのがれることができた。マクパダラの所を子供を抱きながら訪ねると、様子がおかしいので子供をつねって泣かせた。するとマクパダラはどうして泣いているのかと聞くと、ウンコしたいと泣いていると答えると、「じあ、ここで済ませなさい」と言う。人前ではしない子だと言うと、紐でつないで行かせたので逃げて行き、畑を耕している老人のミノで匿ってもらい、マクパダラから逃げることはできたが、あまりの怖さで冷たくなっていたそうだ。また、それからインガマヤローのマズムヌはその後にトリヌフグの方に来たそうで、君は誰かと聞くと、私はインガマヤローの人間だというので、トリヌフグの人は、私はインガマヤローなど知らないさあ。私の家へ行って見せようと一緒にでかけると、君は誰かとたずねる。私はウプヤローの下の人だと答え、ここが私の家だというとインガマヤローのマズムヌは自分の家へ帰って行ったそうだ。
| レコード番号 | 47O234429 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C230 |
| 決定題名 | 鬼の家の便所(方言) |
| 話者がつけた題名 | マクパダラ |
| 話者名 | 美里ニギ |
| 話者名かな | みさとにぎ |
| 生年月日 | 18861015 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 多良間村字塩川 |
| 記録日 | 19780807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T17B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | カナガイ |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 妹,うわさ,子供,兄,刀,マクバダラ,人喰い,老人,かさの下,ウンコしたい,紐,トリヌフグ,インガマヤローの人間,ウプヤローの下の人,インガマヤローのマズムヌ |
| 梗概(こうがい) | 妹がうわさをきいて子供をおぶって見にいくと、兄(マクバダラ)は刀をといでいて子供を奪おうとしたので、妹は子供を抱きしめて逃げた。マクバダラはまともな人間ではなく人喰いであったので、妹はその子を泣かせながら、家を捜すことにした。そうすると老人が畑を耕していて、二人を自分のかさの下に匿ってその場をのがれることができた。マクパダラの所を子供を抱きながら訪ねると、様子がおかしいので子供をつねって泣かせた。するとマクパダラはどうして泣いているのかと聞くと、ウンコしたいと泣いていると答えると、「じあ、ここで済ませなさい」と言う。人前ではしない子だと言うと、紐でつないで行かせたので逃げて行き、畑を耕している老人のミノで匿ってもらい、マクパダラから逃げることはできたが、あまりの怖さで冷たくなっていたそうだ。また、それからインガマヤローのマズムヌはその後にトリヌフグの方に来たそうで、君は誰かと聞くと、私はインガマヤローの人間だというので、トリヌフグの人は、私はインガマヤローなど知らないさあ。私の家へ行って見せようと一緒にでかけると、君は誰かとたずねる。私はウプヤローの下の人だと答え、ここが私の家だというとインガマヤローのマズムヌは自分の家へ帰って行ったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 6:15 |
| 物語の時間数 | 6:15 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |