寄木の神が、子供が生まれたから徳を付けに行くと言って(猫に化けて)行った。(男の子が生まれた東の家では追い返されるが、女の子が生まれた西の家ではもてなされた。)その時、女の子の父親と男の子の父親が一緒にイザリに行ったが、まだ干潮だったため、寄木を枕してに寝ていた。女の子の親は寝ていたが、男の子の親は眠れず起きていた。その時、寄木の神が降りてきて、西の家の女の子には徳を与えたが、東の家の男の子には徳は与えなかったと話している。それを聞いた男の子の父親は、女の子と二人を絶対に夫婦にしようと考えた。二人は夫婦になる。畑をやると、粟などの穀物が大変よく稔った。しかし、女が穀物のバツ(初物)を炊いて神様に供えると、そんな神様に上げるものは私は食べないと怒り、女を追い出す。女は泣く泣く実家に戻っていく。すると、「おお、君はあの男とは夫婦になるものではない。あんたと夫婦になるべき人は宮古の長間にいる」と言う。女がそこへ行ってみると、炭焼タンドゥルという人がいて、その人と一緒になる。そして金満家になる。女を追い出した男は、竹細工を作り、それを売り歩いて暮らしを立てていた。そして追い出した女の家へ行ってザルを売る。
| レコード番号 | 47O234203 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C220 |
| 決定題名 | 産神問答 寄木の主(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 寄木の主 |
| 話者名 | 嘉数朝栄 |
| 話者名かな | かかずちょうえい |
| 生年月日 | 19010502 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村字塩川 |
| 記録日 | 19780807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T06A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 16歳の時、平良の人から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 寄木の神,子,徳,女の子の父親,男の子の父親,イザリ,寄木に枕,炭焼タンドゥル,金満家,竹細工 |
| 梗概(こうがい) | 寄木の神が、子供が生まれたから徳を付けに行くと言って(猫に化けて)行った。(男の子が生まれた東の家では追い返されるが、女の子が生まれた西の家ではもてなされた。)その時、女の子の父親と男の子の父親が一緒にイザリに行ったが、まだ干潮だったため、寄木を枕してに寝ていた。女の子の親は寝ていたが、男の子の親は眠れず起きていた。その時、寄木の神が降りてきて、西の家の女の子には徳を与えたが、東の家の男の子には徳は与えなかったと話している。それを聞いた男の子の父親は、女の子と二人を絶対に夫婦にしようと考えた。二人は夫婦になる。畑をやると、粟などの穀物が大変よく稔った。しかし、女が穀物のバツ(初物)を炊いて神様に供えると、そんな神様に上げるものは私は食べないと怒り、女を追い出す。女は泣く泣く実家に戻っていく。すると、「おお、君はあの男とは夫婦になるものではない。あんたと夫婦になるべき人は宮古の長間にいる」と言う。女がそこへ行ってみると、炭焼タンドゥルという人がいて、その人と一緒になる。そして金満家になる。女を追い出した男は、竹細工を作り、それを売り歩いて暮らしを立てていた。そして追い出した女の家へ行ってザルを売る。 |
| 全体の記録時間数 | 4:34 |
| 物語の時間数 | - |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |