マクパダラ(シマグチ)

概要

兄妹の二人。妹は嫁いで子供ができるが、兄は鬼になって人を喰っていた。妹は、この鬼マクパタリに会うため、子供を抱いて人里離れた兄の家に行く。兄は留守で裏に回ってみると、子供達2,3人が縛られているので、噂は本当だと知る。兄が帰って来たので、妹は自分の子供をつねって泣かせ、用便をさせたいと言う。鬼は手首に紐をつけて裏山で用便をさせるが、妹は紐を木の枝に結んで逃げた。鬼が追い掛けてきたので逃げる。途中老人に会ったので、みの笠を被せてもらい隠れる。老人は鬼に妹の行方を尋ねられたので、土に金杖を打ち付けてこれを抜くことができたら教えてやると答える。鬼は抜くことができないので退散する。その後鬼(マクパタリ)と老人は仲良くなったので、北斗七星が水平線に現れる頃、舟遊びをしようと誘う。老人が水舟と泥舟のいづれかを選ばせると、マクパタリは泥舟を選ぶ。沖に出ると老人の舟は釣れるが、マクパタリの舟は釣れない。老人が舟底を叩くと魚が釣れると教える。マクパタリがその通りにすると、舟は沈み、鬼は死んでしまう。そのマクパタリが死んだ場所はアカンタグー(赤土の礁)と呼ばれている。翌日、老人がマクパタリが死んだ場所へ行くと、大きな蛸が現れて、老人を殺した。

再生時間:6:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O234152
CD番号 47O23C217
決定題名 マクパダラ(シマグチ)
話者がつけた題名 マクパダリの話
話者名 宮国仙助
話者名かな みやぐにせんすけ
生年月日 19071117
性別
出身地 多良間村水納  
記録日 19780806
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 多良間T03B08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 多良間村の民話p31
キーワード 兄妹の二人,妹,子供,兄は鬼,人を喰う,マクパタリ,兄の家,用便,手首に紐,老人,北斗七星,舟遊び,泥舟,舟底,魚,アカンタグー,大きな蛸
梗概(こうがい) 兄妹の二人。妹は嫁いで子供ができるが、兄は鬼になって人を喰っていた。妹は、この鬼マクパタリに会うため、子供を抱いて人里離れた兄の家に行く。兄は留守で裏に回ってみると、子供達2,3人が縛られているので、噂は本当だと知る。兄が帰って来たので、妹は自分の子供をつねって泣かせ、用便をさせたいと言う。鬼は手首に紐をつけて裏山で用便をさせるが、妹は紐を木の枝に結んで逃げた。鬼が追い掛けてきたので逃げる。途中老人に会ったので、みの笠を被せてもらい隠れる。老人は鬼に妹の行方を尋ねられたので、土に金杖を打ち付けてこれを抜くことができたら教えてやると答える。鬼は抜くことができないので退散する。その後鬼(マクパタリ)と老人は仲良くなったので、北斗七星が水平線に現れる頃、舟遊びをしようと誘う。老人が水舟と泥舟のいづれかを選ばせると、マクパタリは泥舟を選ぶ。沖に出ると老人の舟は釣れるが、マクパタリの舟は釣れない。老人が舟底を叩くと魚が釣れると教える。マクパタリがその通りにすると、舟は沈み、鬼は死んでしまう。そのマクパタリが死んだ場所はアカンタグー(赤土の礁)と呼ばれている。翌日、老人がマクパタリが死んだ場所へ行くと、大きな蛸が現れて、老人を殺した。
全体の記録時間数 6:11
物語の時間数 6:11
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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