絶えず喧嘩をしている仲の悪い夫婦がいた。妻が実家に帰った。夫は利口者で、夜中にわざと「私の所に来ないかツブヌミガ」と、女の名前を繰り返しつぶやき独り言を言っていた。妻は夫の独り言を聞いて女がいると思い怒った。妻は夜中に夫の粟畑へ行き、辺り構わず引き抜いて荒らした。翌日、夫が粟畑に行くと、丁度うまい具合に除草ができていた。夫は妻のお陰で粟畑が豊作になったので、儲けて馬を買った。夫が妻の実家の前を自慢しながらわざと馬を走らせたので、妻は一生懸命機を織り、一反の着物を織り上げて、逆に夫に後悔させようと、家の中に十反、井戸に十反の着物があるように見せかけた。こういうふうに夫婦は互いに、馬と一反の着物で張り合うようになった。妻が嫉妬で粟畑を荒らしたことから、畑の除草をするようになった。
| レコード番号 | 47O234145 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C217 |
| 決定題名 | ツブスミガの話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | ツブスミガの話 |
| 話者名 | 宮国仙助 |
| 話者名かな | みやぐにせんすけ |
| 生年月日 | 19071117 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村水納 |
| 記録日 | 19780806 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T03B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 多良間村の民話p143 |
| キーワード | 喧嘩,仲の悪い夫婦,妻,実家,夫は利口者,夜中,ツブヌミガ |
| 梗概(こうがい) | 絶えず喧嘩をしている仲の悪い夫婦がいた。妻が実家に帰った。夫は利口者で、夜中にわざと「私の所に来ないかツブヌミガ」と、女の名前を繰り返しつぶやき独り言を言っていた。妻は夫の独り言を聞いて女がいると思い怒った。妻は夜中に夫の粟畑へ行き、辺り構わず引き抜いて荒らした。翌日、夫が粟畑に行くと、丁度うまい具合に除草ができていた。夫は妻のお陰で粟畑が豊作になったので、儲けて馬を買った。夫が妻の実家の前を自慢しながらわざと馬を走らせたので、妻は一生懸命機を織り、一反の着物を織り上げて、逆に夫に後悔させようと、家の中に十反、井戸に十反の着物があるように見せかけた。こういうふうに夫婦は互いに、馬と一反の着物で張り合うようになった。妻が嫉妬で粟畑を荒らしたことから、畑の除草をするようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:06 |
| 物語の時間数 | 5:06 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |