マディは孤児で叔父と二人暮らしだった。ある日、叔父と畑仕事に出掛けることになったマディは、煮芋を笊に詰めて持ち、叔父は牛に乗って前を行った。叔父が牛から落ちた物を拾うよう指示したので、マディは笊の芋を全部食べて後、前へ行く牛の糞を笊に詰めた。昼食時になって叔父が笊の中を見ると牛糞が詰まっているので、その理由を聞くと、牛から落ちたのは拾えと指示されたので詰めたと答える。また、ある日、笊いっぱいのニンニクを洗って来い、と海に行かされた。マディはニンニクを食って帰って来た。理由を尋ねられると、波にさらわれたと答える。このままではいつかマディに殺されると思った叔父は、マディを殺そうと、袋の中に入れた。川に投げ込む積もりで川端まで来るが、途中にそば屋があったので、食事を済ませてからということで、袋を道に置いて食事をすることにした。通行人が珍しがって袋をつついていると、中から声がするので訳を聞く。マディが、眼病を治すために入っていると答えると、通行人の一人は自分と代わってくれと頼む。マディは通行人を裸にして自分と入れ替わった。やがて食事から戻ってきた叔父は、袋を担いで川の中に投げ入れた。ところが叔父が家に戻ると、マディがきれいな着物を着て帰っているので訳を尋ねる。叔父が川の浅い所に投げたので、これだけの着物しか持ってこれなかったと答える。叔父が自分を袋に入れて、川の深い所に投げ入れてくれと頼んだので、その通りにして叔父を殺す。
| レコード番号 | 47O234143 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C216 |
| 決定題名 | マディの知恵(共通語) |
| 話者がつけた題名 | マディの話 俵薬師 |
| 話者名 | 宮国仙助 |
| 話者名かな | みやぐにせんすけ |
| 生年月日 | 19071117 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村水納 |
| 記録日 | 19780806 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T03A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 多良間村の民話p157 |
| キーワード | マディは孤児,叔父と二人暮ら,畑仕事,煮芋,笊,牛,牛の糞,ニンニク,海,川に投げ込む,そば屋,眼病, |
| 梗概(こうがい) | マディは孤児で叔父と二人暮らしだった。ある日、叔父と畑仕事に出掛けることになったマディは、煮芋を笊に詰めて持ち、叔父は牛に乗って前を行った。叔父が牛から落ちた物を拾うよう指示したので、マディは笊の芋を全部食べて後、前へ行く牛の糞を笊に詰めた。昼食時になって叔父が笊の中を見ると牛糞が詰まっているので、その理由を聞くと、牛から落ちたのは拾えと指示されたので詰めたと答える。また、ある日、笊いっぱいのニンニクを洗って来い、と海に行かされた。マディはニンニクを食って帰って来た。理由を尋ねられると、波にさらわれたと答える。このままではいつかマディに殺されると思った叔父は、マディを殺そうと、袋の中に入れた。川に投げ込む積もりで川端まで来るが、途中にそば屋があったので、食事を済ませてからということで、袋を道に置いて食事をすることにした。通行人が珍しがって袋をつついていると、中から声がするので訳を聞く。マディが、眼病を治すために入っていると答えると、通行人の一人は自分と代わってくれと頼む。マディは通行人を裸にして自分と入れ替わった。やがて食事から戻ってきた叔父は、袋を担いで川の中に投げ入れた。ところが叔父が家に戻ると、マディがきれいな着物を着て帰っているので訳を尋ねる。叔父が川の浅い所に投げたので、これだけの着物しか持ってこれなかったと答える。叔父が自分を袋に入れて、川の深い所に投げ入れてくれと頼んだので、その通りにして叔父を殺す。 |
| 全体の記録時間数 | 10:26 |
| 物語の時間数 | 10:26 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |